野津幌川
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野津幌川(のつぽろかわ、のっぽろかわ)は、北海道の石狩平野を流れる川で、厚別川の支流である。北広島市、札幌市、江別市を通る。野津幌の名は、「野の中の川」を意味するアイヌ語に由来するという。一級河川石狩川水系。
支流に大曲川があり、野津幌川本流よりずっと長い。大曲川とは、この川のせいでかつて国道36号が大きく曲がっていたことから付けられた。川はあまり曲がっていない。
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[編集] 流路
北広島市北西部、種苗管理センターの北、千歳線の南から流れ出て、千歳線の南を北北西ないし北西に向かって流れる。札幌市厚別区との境界で大曲川をあわせ、北に向かう。そのまま札幌市の東端を北に流れて小野津幌川を合わせる。江別市の西部に入り、そこで厚別川と合流する。流域は大曲川との合流点近くまでが緩い丘陵地、下流が低地である。中流部は札幌市街の縁辺にあたる住宅地として開発が進んでいる。
[編集] 歴史
野津幌川の下流は低地だが、水はけの悪い泥炭地であった。長く農地にされず、20世紀後半に札幌市の人口が拡大するに及び、住宅地として開発が望まれるにいたった。軟弱な地盤の上に堤防を作る際に、長い年月と労力が費やされ、完成した堤防の四倍の量の土が投入された。それだけの量が湿地に沈みこんだのである。
[編集] 支流
- 大曲川
- 小野津幌川
[編集] 橋
- ?
- 立花4号橋
- 山根橋
- (千歳線)
- ? - 厚別東通
- たちばな橋 - 国道274号、西の里共栄通
- 月見橋
- 青葉通橋 - 厚別青葉通
- 小林橋
- 紅青橋
- もみじ橋 - 南郷通
- 原始林橋 - 原始林通
- 野津幌川橋 - 国道12号、札幌江別通
- 水恋橋 - 厚別東通
- (函館本線)
- 野津幌川橋 - 北海道道864号大麻東雁来線、北13条北郷通
- 厚幌橋 - 厚別通
- 9号橋 - 北海道道626号東雁来江別線、15丁目通
- 野津幌川7号橋 - 13丁目通
- ? -道央自動車道