金石清禅
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金石清禅(かねいし しょうぜん、1938年8月25日 - )は、日本の政治家。元参議院議員(1期)。早稲田大学社会システム工学研究所客員教授。
[編集] 来歴
北海道蘭越町出身。北海道倶知安高等学校から早稲田大学第一文学部を卒業[1]。 大学卒業後に日本航空に入社し朝田静夫社長の元で秘書を務め、燃料部長などを歴任した[2]。
1989年に大学の先輩である海部俊樹に請われて内閣総理大臣秘書官(政務担当)に就任、湾岸戦争に伴う自衛隊ペルシャ湾派遣などの難局を裏方として支える。その後、1993年の総選挙に北海道1区(当時)から自民党公認で出馬するも、落選。海部の後を追う格好で新進党に参加し、1995年の参院選に比例区から出馬するが次点に終わった。しかし、2001年に友部達夫が失職[3]したことに伴い、繰り上げ当選。保守党に参加するも、任期満了に伴う同年の参院選には出馬せず政界を退いた[4]。
[編集] 註
- ^ 小渕恵三は同級。また、森喜朗は大学の2年先輩で玉沢徳一郎は1年先輩
- ^ 福田赳夫・竹下登が外遊の際に日航機をチャーターした際には会社を代表して同乗した
- ^ オレンジ共済事件での実刑判決が確定したため
- ^ 議員の籍を置いたのはたった40日で憲政史上最短