金 (曖昧さ回避)
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金
- (きん)
- (かね)
- (ごん)五行(木・火・土・金・水)の一つ。曜日の元。
- 姓の一つ。(以下に述べるように、日中韓の「金氏」は相互に歴史的な関係はない)
- 「きん」( ヂン 、ピンイン:Jīn)は、中国の姓の一つ。中国東北部の満族に多い姓。もとは満族の愛親氏が、中国風に漢字一字に改めたもの(「愛親」は女真語で黄金を意味する)。
- 「こん」(または「こんの」)は、東北地方に多い姓の一つ。表記は、金・金野・昆・昆野・紺・紺野・今・今野・近・近野がある。
- 「きん」( キム Gim, Kim김)は韓国・朝鮮人の姓の一つ。朝鮮民族には同じ漢字で(금 クム Geum)と読む姓も存在する。金海金氏と慶州金氏が有名。特に金海金氏は朝鮮人に最も多い苗字となっている。慶州金氏は新羅の王家の子孫で、6世紀に金海金氏と婚姻を結んだ縁で「金氏」を称するようになった。金海金氏は、金官(そなら)の国王の子孫で国名の「金官」からとって金氏とした。