録音図書
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録音図書(ろくおんとしょ)は、視覚を利用して読み書きする普通の字(視覚障害者の間では「すみ字」という)を読めない目の不自由な人たちにも読書に親しんでもらうため、書籍のテキストを朗読によって音声化し、テープやCDなどに記録したメディアである。盲学校・盲人会・点字図書館などの視覚障害者福祉施設で制作・所蔵され、視覚障害者への貸し出しに供されている。
[編集] オープンリール式録音テープ
テープレコーダーが普及し始めた1950年代終わり頃から、日本点字図書館などによって、オープンリール式の7インチテープによる録音図書の制作が始められた。しかし、このテープは、ちょっとした不注意や機会の不具合で、テープが伸びてしまったりキレたり抔のトラブルに合うことがあり、また、機器も重くてテープ共々かさばり、かなり不便なものであった。
[編集] カセットテープからデイジーへ
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