長浜バイオ大学
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長浜バイオ大学(ながはまばいおだいがく、英称:Nagahama Institute of Bio-Science and Technology)は、滋賀県長浜市にある私立大学。学校法人関西文理学園(京都市上京区)が2003年に設置した日本初のバイオ系単科大学である。2007年には、大学院も併設される予定である。
設置母体である関西文理学園は予備校である関西文理学院(京都市北区)、専門学校であるバイオカレッジ京都(京都市上京区)、ビジネスカレッジ京都(京都市左京区)も経営している。
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[編集] 特徴
単科大学である事を生かし、生物・化学専門の科目が多く、さらに、実験・実習が非常に多い為、知識・技術共に身に付けるのに最適なカリキュラムが組まれている。その為、企業からの関心が高い。 現在、大学院棟が建築中である。
有名企業に所属していた教員が多いのも特徴である。 また、長浜バイオ大学を中核とする長浜サイエンスパークの建設が進行中である。既に、バイオインキュベーションと呼ばれる施設には、いくつかの企業が参入しており(2006年4月現在)、大学からもベンチャー企業が3社設立され参入している(内1社では学生が取締役となっている)。 以上の事に対し、滋賀県・長浜市は、この長浜サイエンスパークの建設に意欲的で、将来は、巨大バイオクラスターとなりうると考えられる。
尚、校歌は、加藤登紀子氏が作詞・作曲したものである。
長浜市は、大都市圏(大阪・京都・名古屋)からも通えるなど交通の便の良さもうりであり、住みよい都市No.1となった事もあり、勉学・研究に励むのに最適な場所であると好評である。
[編集] 命洸祭
命洸祭は、長浜バイオ大学で年に1回2日間に渡って行われる学園祭である(2005年度は、11月5、6日に開催)。この命洸祭を通じて地域住民との交流が盛んに行われている。尚、この大学ならではの生物を扱った実験のイベントも行われており、一般の住民でも気軽に参加できるという事で人気が高い。
[編集] 沿革
- 2003年 設立(バイオサイエンス学部バイオサイエンス学科)
[編集] 学部
- バイオサイエンス学部
- バイオサイエンス学科
- 遺伝子生命科学コース
- 分子生命科学コース
- 細胞生命科学コース
- 生命情報科学コース
- 環境生命科学コース
- バイオサイエンス学科
バイオサイエンス学部では3年次前期まではバイオサイエンスを幅広く学び、3年次後期からコースに振り分けられそれぞれの専門分野の教育を受ける。