開運橋 (盛岡市)
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開運橋(かいうんばし)とは、岩手県盛岡市にある北上川に架かる橋。盛岡駅と市の中心部を結ぶ重要な橋である。
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[編集] 概説
[編集] 歴史
開運橋は、1890年(明治23年(の盛岡駅開業に伴い、当時の岩手県知事が、私費で完成させたものであり、翌年市が買収するまでは、通行1回1銭の橋銭が徴収されていた。 その後、県に編入された。 現在の橋は、1953年(昭和28年)にかけられたものである。
[編集] 現在の橋
現在の開運橋は橋長82.25m。トラス橋にアーチ構造を用いて補強した下路ランガー形式(支間60m)1連を主たる構造とし、支間10mのコンクリート桁を2連組み合わせた構造となっている。
- 種別 - 鋼道路橋・コンクリート道路橋
- 形式 - 下路式単純ランガートラス他
- 橋長 - 82.25m
- 最大支間 - 60m
- 幅員 - 11.5m(車道)・2.5m×2(歩道)
- 鋼重 - 417t
- 活荷重 - 一等橋(1939年道示 TL-13)
- 設計 - 猪瀬寧雄
- 製作 - 横河橋梁製作所(現横河ブリッジ)
- 完成年 - 1953年
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