関崎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関崎(せきざき)は、大分県大分市佐賀関の佐賀関半島にある岬。地蔵崎とも呼ばれる。
豊後水道の最挟部である豊予海峡(速吸の瀬戸)を挟んで四国側の佐田岬と相対する。関崎周辺の海域は、関あじ、関さばを産する好漁場として知られている。また、日豊海岸国定公園の一部となっている。
[編集] 関埼灯台
1901年(明治34年)7月20日に初点灯した大分県最古の灯台。関崎の突端に位置し、1918年4月に竣工した対岸の佐田岬灯台(関崎灯台の初点灯時のレンズが移設されている)とともに、瀬戸内海と外洋とを結ぶ狭水路である豊予海峡の航行に現在も重要な役割を果たしている。現在使われているレンズは、イギリス製のフレネルレンズで、灯台が完成する以前の1870年に製造されたものである。
- 位置:北緯33度15分48秒東経132度54分20秒
- 灯台本体
- 構造:円形・鉄造
- 塗色:白色
- 等級:4等
- 灯質:明暗白光、明4秒暗4秒
- 光度:24,000cd
- 光達距離:16海里
- 高さ
- 地上から頂部まで:10.2m
- 水面から灯火まで:69.4m
- 管理事務所:第七管区海上保安本部 大分海上保安部
[編集] 関崎海星館
関崎海星館は、関崎の高台にある展望台及び天体観測施設。豊予海峡を展望でき、天体観測用には60cm口径の反射望遠鏡を備えている。
[編集] 外部リンク
- 大分県自然ガイドブック-佐賀関町高島及び関崎周辺地域の自然
- 関崎海星館
- 関埼灯台 - 第七管区海上保安本部
カテゴリ: 日本の地理関連のスタブ項目 | 日本の岬 | 大分県の自然景勝地 | 大分市