隈研吾
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隈 研吾(くまけんご、1954年-)は日本の建築家。神奈川県出身。
栄光学園高等学校、東京大学工学部建築学科卒。同大学院建築意匠専攻修了。日本設計、戸田建設に勤務後コロンビア大学客員研究員などを経て隈研吾建築都市設計事務所を設立。慶應義塾大学理工学部教授。
初期はM2(自動車のショールーム)など古典主義建築を引用したポストモダン建築を手がけていたが、その後、竹の家など自然素材を生かした建築を提案している。 近年、格子を多用したデザインが特徴的な作品が多く見られる。
愛知万博では会場・パビリオンの設計に携わっていた(会場計画プロジェクトチーム)が、自然保護団体の反対で度々計画が縮小したため、辞任した。
[編集] 著書
- 10宅論
- グッドバイ・ポストモダン
- 新・建築入門
- 建築的欲望の終焉
- 負ける建築
[編集] 作品
- M2(現東京メモリードホール)[1]
- 登米町伝統芸能伝承館(1997年 第48回 日本建築学会賞)
- 檮原町雲の上のホテル
- 愛知万博2005(計画案)
- 馬頭町広重美術館(2001年 第14回 村野藤吾賞)
- 水/ガラス(熱海市)
- 長崎県美術館
- 亀老山展望台
- 石の美術館(那須町)
- COCON KARASUMA(旧・京都丸紅ビルを改装)
- 東雲キャナルコートCODAN
- 朝日放送新社屋(建築中、2007年完成予定)
- 高根沢町ちょっ蔵館(ホール・多目的展示場)
[編集] 外部リンク
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