隠し念仏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
隠し念仏(かくしねんぶつ)は、東北地方に分布する秘密宗教。
南九州の「隠れ念仏」とはまったく別物。隠れ念仏が多くは本願寺教団に属しているのに対し、隠し念仏は浄土真宗の主流からは異端視されている。本尊は弘法大師、興教大師、親鸞聖人とされ、真言密教の影響が見られる。信者同士では「在家仏教」、「ご内法」などと呼んでおり、表向きは曹洞宗など他の教団に属しており、葬式は寺で行い、その後で信者どうし集まって内々のとむらいを行うという。なぞに包まれ、全貌は不明だが、五木寛之によると、最近少しづつ儀式の一部などを公開する動きも出ているという。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 日本の歴史関連のスタブ項目 | 仏教関連のスタブ項目 | 浄土系仏教