隠岐諸島
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隠岐諸島(おきしょとう)は島根半島の北方約50kmにある島々。隠岐群島ともいう。
伝統的に隠岐島(おきのしま)というが、その名をもつ島があるわけではなく隠岐諸島を総称して指す言葉である。島根県隠岐郡に所属する。
島前3島と呼ばれる知夫里島、中ノ島、西ノ島と島後島に分かれる。付属の小島は約180。島後水道を境に島前と島後に分けている。古代には隠岐諸島をもって隠岐国が置かれていた。古くから遠流の島として知られ、小野篁、伴健岑、源義親、板垣兼信、佐々木広綱、後鳥羽上皇、後醍醐天皇らが流された。
[編集] 地質
500万年前の火山島だが侵食で火山地形が失われているため火山ではなく第三紀の火山岩類として扱われる。(火山とは第四紀に活動したものを示し、第三紀のものは火山岩類という) 黒曜石の産地として有名。