電力系通信事業者
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電力系通信事業者(でんりょくけいつうしんじぎょうしゃ)とは、日本各地域の電力会社が出資する通信会社グループ。PNJグループ(パワー・ネッツ・ジャパン・グループ)とも呼ばれる。地域ネットワークから全国ネットワークまでをEnd to Endで提供。かつての第二電電や日本テレコムなどの全国規模のNCCに対して、電力系NCC・地域系NCC(※)とも呼ばれる。
- 北海道総合通信網(HOTnet)
- 東北インテリジェント通信(TOHKnet)
- KDDI(パワードコムと2006年に合併、PNJの幹事会社の役割も継承)
- 中部テレコミュニケーション(CTC)
- 北陸通信ネットワーク(HTNet)
- ケイ・オプティコム(K-OPT)(かつては大阪メディアポート(OMP)が該当会社であったが、大阪市がOMPから出資を引き揚げたため統合した)
- エネルギア・コミュニケーションズ(エネルギアコム)(かつては、中国通信ネットワーク(CTNet)が該当会社であったが、アステル中国からPHS事業を譲受した中国情報システムサービス(CIS)を存続会社として合併したため、現在の会社が該当会社となった)
- STNet
- 九州通信ネットワーク(QTNet)
- 沖縄通信ネットワーク(OTNet)
(※)PHSで「地域系NCC」という場合、ベライゾン ジャパンなど、アクセスチャージが余計に加算される事業者のことを指すケースもあるので注意。
[編集] 関連項目
- アステル
- フュージョン・コミュニケーションズ(パワードコムより直収電話・中継電話事業を承継)