フュージョン・コミュニケーションズ
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種類 | 株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル7階 |
設立 | 2000年3月13日 |
業種 | |
事業内容 | 電気通信事業 |
代表者 | 代表取締役社長 大島悦郎 |
資本金 | 109億5500万円 |
主要株主 | 東京電力株式会社 54.27% 日商エレクトロニクス株式会社 21.62% 古河電気工業株式会社 6.70% |
主要子会社 | フュージョン・ネットワークサービス株式会社 100% |
外部リンク | http://www.fusioncom.co.jp/ |
フュージョン・コミュニケーションズ株式会社 (FUSION COMMUNICATIONS, Corp.) は、日本の電気通信事業者の一つである。東京電力傘下(2005年12月31日付けでパワードコムとKDDIの合併に伴い、東京電力に親会社が移行した)。
2005年10月、イー・アクセスによる買収交渉が打ち切られ、その後はソフトバンクグループやUSENグループによる買収が報じられるなど、フュージョン社の先行きには不透明感が漂っている。
目次 |
[編集] サービス概要
電話サービス(IP電話、中継電話等)の他、インターネット接続サービス(「FUSION GOL」《GOL, @gol.com》ブランド、および「0038.net」ダイヤルアップ接続)も行っている。マイラインの東京電話をパワードコムから譲り受けて営業している。
東京電話に関してはその後プロバイダ接続サービスを廃止するなど事業縮小が行われ、高かった知名度も今ではほとんど無く、現在は負の資産としてさらなるサービス統合を進めている。 フュージョンの有名なサービスは、IP電話技術を使い日本全国どこへ掛けても3分20円というものでマイライン開始当時は話題になったが、現在はADSLやFTTH回線を利用したIP電話の普及で影を潜めているが、最近はSkype等、ソフトフォンとの連携に活路を求めている。
なお、本会社についても「東京電話株式会社」(TTNetの東京電話サービス開始前後に間違い電話が多発)、「株式会社東京電話サービスセンター」とは無関係。
[編集] 沿革
- 2000年3月13日 - 会社設立
- 2003年11月1日 - パワードコムがフュージョン・コミュニケーションズに出資。
- 2004年7月1日 - パワードコムの「東京電話」事業を譲り受け統合。
- 2005年12月31日 - パワードコムがKDDIと合併するのに伴い、パワードコム保有の株式(54.27%)を、パワードコムの親会社・東京電力に譲渡。
- KDDIの事業との重複が大きく統合効果が見込めないことから、KDDIが子会社化することを望まなかったため。
[編集] 識別番号
事業者識別番号は0037,0038,0081,0082(0081,0082は東京電話の識別番号)。