電線路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
電線路(でんせんろ)は、電力を運ぶための電線およびその支持物・付帯設備を含む電力設備である。
目次 |
[編集] 電線路の線路定数
[編集] 電線路の構成要素
- 電線
- 絶縁電線
- ケーブル
[編集] 電線路の設置場所
- 架空電線路
- 地中電線路
- トンネル内電線路
- 水上電線路
- 水底電線路
[編集] 高圧線下の影響
- 送電線の多くは、他者の所有地の上を通すことになる。その場合、相当の土地使用料が支払われる。一般的には「線下補償料」と呼ばれる。
- 高圧線の場合、電磁波が発生するため放送電波に影響がでることがある。高圧線下の地価は、周辺の地価より低くなることもある。
[編集] 送電線の路線図
- 送電線(高圧線)の路線図は、電力会社の内部資料としては存在するが、外部には非公開となっていて、部外者が見ることはできないようになっている。
- 国土地理院の地形図には、送電線が記載されているので、地形図を見ることにより、送電線がどこに続いているのか辿ることは可能である。
- 地下化された送電線もある。この場合、路線図が公表されていないので部外者が敷設ルートを辿ることはほとんど不可能である。
- 送電線にはそれぞれ路線名が付けられ、鉄塔には番号が付けられる。一般的には電源側が若い番号となり、負荷側が大きい番号となる。