青ひげ
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
青ひげ(Barbe-Bleue)はシャルル・ペロー執筆の童話とそれの主人公の呼び名である。グリム童話の初版にも収録されていたが、二版以降は削除された。
[編集] あらすじ
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
ある金持ちの男は青い髭を生やしたその風貌から『青髭』という名で恐れられていた。 『青髭』はある美人姉妹に求婚し、その妹と結婚することになった。 あるとき、『青髭』は新妻に鍵束を渡して『どこにでも入ってもいいが、この鍵束の中で一番小さい鍵の部屋は絶対に入ってはいけない』と言いつけて外出していった。 しかし、新妻はその『一番小さい鍵の部屋』を開け、その中にある『青髭』の先妻の死体を見つけてしまう。 新妻は『青髭』によって殺害されそうになるが、すんでのところで二人の兄によって『青髭』は殺され、新妻は『青髭』の遺産を以ってお金持ちとなる。