鞏義市
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鞏義市(きょうぎし)は中国・河南省鄭州市の管轄下にある県級市。まもなく区に昇格する予定。面積は1,041平方キロメートル、人口は79万人。
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[編集] 行政区画
5の街道弁事処、16の鎮、290の行政村が管轄下にある。
- 街道弁事処:孝義街道、新華街道、永安街道、紫荊街道、杜甫街道。
- 鎮:米河鎮、新中鎮、小関鎮、竹林鎮、大峪溝鎮、河洛鎮、站街鎮、南河渡鎮、康店鎮、北山口鎮、西村鎮、魯荘鎮、芝田鎮、回郭鎮、涉村鎮、夾津口鎮。
[編集] 歴史・沿革
- 夏代、斟郡に遷都される。(現在の稍柴・羅荘一帯)
- 西周・春秋時代に鞏伯国が存在。
- 戦国時代、東周を称する。
- 紀元前249年(秦の荘襄王元年)、鞏県が置かれる。「山河が四方を塞ぎ、鞏固で(攻撃にも)抜かれることはない」ことからこの名があり、その後もこの名を踏襲する。
- 中華人民共和国建国後、鞏義が鄭州に属する。
- 1955年1月、開封の管轄下となる。
- 1983年8月、鄭州の管轄下に復する。
- 1991年、国務院によって県から市となる。
[編集] 交通
- 隴海鉄路
- 310国道・連霍高速道路・豫(河南)31線、開通する総延長は1347キロメートル。
- 焦鞏黄河大橋(焦作市 - 鞏義間)
[編集] ゆかりの人物
- 程本:春秋時代の哲学者,著作に『子華子』。
- 尹勛:後漢代、「八顧」のひとり。「天下英藩尹伯元」と賞賛される。
- 嵇含:西晋の植物学者。著書『南方草木状』は世界史上最も初期の植物誌。
- 杜審言:唐代の詩人。
- 杜甫:唐代の詩人。杜審言の孫。
- 盧亜:金代の状元。
- 牛鳳山:清代の武状元。
- 常香玉:豫劇(河南省の伝統劇)の演劇芸術家。
[編集] 名所
[編集] 外部リンク
- 中国巩义(中国語)