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音羽正彦(おとわただひこ、1914年(大正3年)~1944年(昭和19年)2月6日)は、朝香宮家出身の侯爵である。皇族時代は朝香宮正彦王という。
朝香宮鳩彦王の第2皇子。 1936年(昭和11年)4月1日願により臣籍降下し音羽侯爵家を創設する。戦死後継承者を欠き音羽侯爵家は廃絶となる。
学習院中等科卒、海軍兵学校(第62期)卒、海軍砲術学校修了。
赤城、山城、陸奥各分隊長等を歴任する。第6根拠地隊参謀の海軍大尉としてマーシャル諸島のクェゼリン島玉砕で戦死する。戦死により海軍少佐に進級する。