駿河徳山駅
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駿河徳山駅(するがとくやまえき)は静岡県榛原郡川根本町徳山にある大井川鐵道大井川本線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を持ち列車同士の行き違いが可能な地上駅である。大井川本線の路線を千頭から見ていくと中間駅でははじめての行き違いのできる駅となる。ホームの北側にある駅舎とは遮断機つきの構内踏み切りで結ばれている。
駅舎は木造平屋の古くからのもので瓦葺である。大井川本線では標準仕様の駅舎である。大井川鐵道職員の配置された直営駅で駅舎の中には待合所のほか出札口と改札口も設けられている。
[編集] 駅周辺
あたりはまったくの山間部であるがこの駅の周辺にはその山々を大井川が削って作った平坦地が開けており徳山の集落はその平坦地に発達している。大井川本線の線路は若干東にずれた場所を通ってはいるがそれでもこの駿河徳山の駅は徳山の中心部に設けられているといえよう。この駅の周辺では川根茶の生産も盛んである。
国道362号は川根温泉笹間渡駅の附近から青部駅の近くまで大井川本線から見て大井川をはさんだ対岸を走っているがこの徳山の附近では川を金谷方面の宗徳橋と千頭方面の万世橋で渡って線路の附近を走っており、この駅の裏手はすぐこの国道である。この国道を700メートルほど金谷方面に行くと道の駅なかかわね茶茗館がある。
なお駅から東方向に300メートル未満のところにある静岡県立川根高等学校があるがここに通う高校生もこの駅を利用している。以下には当駅附近にある主要なスポットを列記する。
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[編集] 歴史
この駅は昭和6年(1931年)の4月12日、大井川鉄道の下泉駅から青部駅までの開通に伴い駿河徳山駅として開業した。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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