高向玄理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高向玄理(たかむこのくろまろ、生年不詳 - 白雉5年(654年))は飛鳥時代の学者。
高向氏は魏の曹操の末裔を称する、渡来人の子孫で、608年、遣隋使小野妹子に従い留学生として隋へ留学する。640年に南淵請安とともに帰国。
645年の大化の改新後、僧の旻とともに新政府の国博士に任じられる。646年、遣新羅使として新羅に赴き「任那の調」を廃止することを引きかえに「質」を差し出させる交渉を行い、翌647年に金春秋が来日する。649年に八省百官を定めた。
カテゴリ: 飛鳥時代の人物 | 日本の学者 | 654年没 | 人物関連のスタブ項目 | 日本の歴史関連のスタブ項目