高圧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
目次 |
[編集] 電圧としての高圧
高圧 (こうあつ) は、直流にあっては750Vを、交流にあっては600Vを超え、7kV以下の電圧である(電気設備技術基準 第2条1-二)。 これを越えるものとして、特別高圧がある。
国際電気標準会議(IEC)による国際規格では、直流1500V、交流1000V以上を高圧としている。
[編集] 公称電圧
- 交流 6.6kV,(3.3kV)
- 直流 1500V,(3000V)
[編集] 高圧力としての高圧
高圧 は、正しくは、高圧力のことで、0.1MPa以上は高圧である。高圧ガス保安法では、0.2MPa以上が高圧とされている。
[編集] 高圧下における現象
高圧では、物理的・化学的特性が変化する。
- 高圧下で行われる化学反応に、化学平衡の移動を利用したものがある。
[編集] 高圧を利用する例
- 圧力鍋
- オートクレーブ(高圧滅菌器)
[編集] 超高圧について
非常に高い高圧は、超高圧といわれる。超高圧は、超高圧発生装置によって発生させることができる。超高圧の明確な定義はなく、また、高圧との境界はあいまいだが、室温で、ほとんどの気体、液体が固体になる1~3GPaが妥当である。
[編集] 関連項目
- 圧力の項に、圧力(超高圧)の実験がある。