高天原に神留坐す
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『高天原に神留坐す』(たかまのはらにかむづまります)は、漫画家篠有紀子により、講談社発行の漫画雑誌『Kiss』に2003年No.8から2004No.19まで連載された漫画。単行本は講談社から全三巻が刊行されている。
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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 概要
東京の片隅にある神社で働く人たちの話。女性の神主が主人公のドタバタ(?)コメディ。執筆に当たって作者は実際に神社を何度も取材しており、神社の日常が、ちょっと変わった人たちの愉快な日常として、万葉集から抜粋した和歌を挿入しながら、独特のテンポでほのぼのとリアリティをもって描かれている。
[編集] 主な登場人物
- 大石ともえ(おおいし ともえ)
- 坂口敏郎(さかぐち としろう)
- 野々木八幡宮に赴任したばかりの権禰宜。職員が一人病気で辞めたため、助っ人として来た青年。霊が見える体質。幼少のみぎりに大事な約束を交わしたともえが、自分と出会ったことすら忘れてるのに呆れ、時々ともえをおちょくる行動にでる。
- 大石康平(おおいし こうへい)
- 野々木八幡宮の宮司。57歳。ともえの父。説教好きだが、自分に対しては言葉と言動が伴わないことが多々ある。
- 紗香(さやか)
- 神社の多忙時にバイトの巫女を勤める女子高生。戸籍上はともえの従妹だが、実は養女で本当の両親のことを知らず、ともえを実の姉ではと疑い、よく神社に遊びに来て、ともえと絡んでいる。
- 五十嵐(いがらし)
- 権禰宜。クマのような硬派な外見とは裏腹に現在彼女を募集中で、紗香に憧れを抱いているが、言い出せずにいる。
- 福禄寿三郎(ふくろく じゅさぶろう)
- 氏子総代。88歳。月に一回、他の総代と神社に集まり、飲み会を開いている。
- 猪瀬宏(いのせ ひろし)
- ともえの大学時代の友人。オカルトエンターテイナーという肩書きで雑誌やテレビに出ている。突如、ともえの前に現れて求婚するが……。
- ピエール龍(ぴえーるたつ)
- 境内に住みついてる猫。宮司に懐いており、事実上宮司の飼い猫である。
[編集] 関連項目
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