高橋龍也
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高橋 龍也(たかはし たつや、1970年11月-)は、プレイム所属のシナリオライターである。別名「ろでぃます」。石川県出身。名前はペンネームではなく本名。
目次 |
[編集] 来歴
[編集] Leaf時代まで
大学の同サークルの友人水無月徹と二人で『デッドエンドワールド』という漫画を描き、連載直前まで行くもその雑誌が廃刊(この漫画の主人公である「ルミナ姫」は後の「To Heart」のマルチの原型となったという)。その後、水無月は大学中退してアクアプラスに、高橋は大学卒業してタイトーに就職(ゲーム開発ではなくカラオケ機器の営業)したものの、水無月に誘われアクアプラスに入社(Leafはアクアプラス内のブランド)。入社後「『かまいたちの夜』みたいなものを書く自信はある」と発言し1996年『雫』を製作。
同年に『痕』1997年に『To Heart』と連続でヒット作を生み出し、Leaf全盛期を築く。
「To Heart」以降は、いわゆる中間管理職となり、直接現場で動くことができなくなったため、『まじかるアンティーク』のサブシナリオ(なつみシナリオ)や『猪名川でいこう!』のおまけゲームの一つ、NightWriterを担当する程度で仕事量が激減する。
[編集] 退社以降
2000年7月14日にアクアプラス退社(後に同社からの外注で『痕』のリニューアル版シナリオを手がける。退社時にもう一本手がけることを約束させられていたともいわれる。『雫』のリニューアルは担当していない)。退社直前にはほとんど会社には行っていなかった。 Leaf時代の盟友、水無月徹・ろみゅとともに有限会社プレイムを設立、取締役に就任。
2004年4月にプレイム初の作品、『リアライズ』発売。元々定評があった文章については、衰えが見られず、むしろ数年のうちに進歩がみられた。現在プレイム第二作目、『レイナナ』を手がけている。
2003年11月竹林明秀の死去の際、HPでそれまで明らかにされていなかったToHeartなどを執筆したシナリオライター「青村早紀」が竹林であることを公にした。
[編集] 功績
[編集] ビジュアルノベルの発掘
『雫』では、画面を「見る」のではなく、テキストを「読む」事を重視して全画面表示のテキスト形式を採用、背景以外は“絵”が存在しないサウンドノベルに比べて、登場人物の立ち絵がある事を重視して「ビジュアルノベル」と命名し、Leaf Visual Novel Series(LVNS)としてシリーズ化する。 シナリオを主眼においた読み物としてのゲームは画期的であった。『雫』の登場により、以後ビジュアルノベル形式がPCアダルトゲーム業界の主流となる。
[編集] To Heart
『To Heart』が業界に与えた影響は大きく、本作品がコンシューマー移植されていることも加担して、これまでPCアダルトゲームを知らなかった一般層にも影響を与える。いわゆる恋愛ゲームの元祖。『To Heart』の成功は新顧客と新興ブランドを獲得、つまりユーザーとサプライヤー双方の増進を促がし、PCアダルトゲーム業界の発展に貢献した。
しかし、一方で『To Heart』がもたらした弊害も指摘される。例えば、
- ジャンルの固定化(あまりにも恋愛ゲームが売れたため、企業が新ジャンルに挑戦しなくなり、日常をだらだら過ごすだけの類似商品が乱発される)を促がした。
- 恋愛ゲームは移植も見据えることが多いため、18禁シーンがなおざりとなることが多くなる。
といった批判があった。高橋自身もこの弊害(特に前者)には苦言を呈している。
[編集] 人物
Leaf時代には発掘者としての才能も発揮する。例えば、原田宇陀児は同人活動をしていた頃に高橋龍也に誘われて、Leafに入社した人材である。
竹林明秀(青紫)とは、高校生時代からの友人であり、「BUNGLE BUNGLE」に彼の死を悼むメッセージを載せていた。 Leaf時代に知り合った、漫画家あずまきよひことはいまだに親交があり、「リアライズ」ではタイトルロゴを製作してもらった。
なお、水無月徹と組んで企画を行う際のペンネームは高彦達哉(たかひこたつや)である。