高知県道374号高知南国線
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高知県道374号高知南国線(こうちけんどう374ごうこうちなんこくせん)は高知県高知市南御座から同県南国市小篭までを結ぶ一般県道である。
通称大津バイパス。ほぼ全線が片側2車線(国道32号交差点から国道195号交差点を除く)で、ほぼ全線が高知市内を走る。1994年までは高知県道250号高知南国線であった。
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[編集] 路線説明
- 高知市中心部から高知市東部を結ぶ県道で、昭和50年代からすでに開通していた。昭和末の時代では、高知市中心部と高知市東部を結ぶ片側2車線の道は当県道の他には、国道55号(南国バイパス、現在は高知市区間の大部分は国道32号になった)しかなかった。
- また高知自動車道が南国IC以西が未開通だった時代では、現在では高知県道384号北本町領石線となっている当時の国道32号本線から南国インターチェンジの出入口がある32号バイパス(当時・現在は本線に編入されている)高知東道路までの連絡道路の役割を果たしていた。
- 当県道は南国市小篭が終点であるが、当初は後免までの延伸も考えられていた。しかし、領地買収等の難航などにより計画は完全に頓挫しており、現在ではそのような計画があったことすら地元民からも忘れ去られている。
[編集] 別名
- 大津バイパス
[編集] 見どころ
- 高知駅前から北金田交差点まで2車線区間が続く高知県道384号北本町領石線を、北金田交差点をそのまま直進すると当県道の起点である。
- 新国分橋を渡ると高知市高須から高知大津乙西部までは田んぼが広がっており、特に昭和末期から平成初期までは、この地区一面が田園地帯で広がっていた。しかし高知ICができて、それにともなう高知県道44号高知北環状線の開通やカソリンスタンドや病院等ができたため、若干田園地帯は減っているものの、いまでも田舎の郊外道路の雰囲気をだだ酔わせる区間である。
- 高知市大津乙地区の東側では、コンビニエンスストア、スーパーや銀行などがあり大津地区でもっともにぎわっているところである。ただ最近は1998年9月の集中豪雨の被害や高知自動車道南国ICから伊野ICの開通により、それまでこの道路を利用していた県外の人が高速道路を利用するようになったため、近年は若干寂れ気味である。
[編集] 接続道路
- 高知県道384号北本町領石線
- 高知県道44号高知北環状線
- 高知県道248号栗山大津線
- 高知県道252号八幡大津線
- 高知県道245号土佐大津停車場線
- 国道32号
- 国道195号
[編集] 関連項目
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