鳩山秀夫
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鳩山 秀夫(はとやま ひでお、1884年2月4日 - 1946年1月29日)は大正・昭和期の法学者(民法)。
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[編集] 来歴・人物
法律家・政治家の鳩山和夫の子で、のちに首相となった鳩山一郎の弟。東京帝国大学卒業、同大教授。一郎より優秀とされ、「賢弟愚兄」と評されたという。兄は政治家の道に進んだが、秀夫は法律家として身を立てた。後に一郎が著作隣接権の制定に取り組んだのは秀夫の忠告によるものであると言われている。
千代子夫人は数学者・政治家として有名な菊池大麓の次女。菊池は箕作阮甫の孫にあたるので、菊池家を通じて鳩山家は箕作家と閨閥で結ばれることになった。
我妻栄の指導教官であり、彼に学者になるように勧めたのは鳩山であると言われている。
[編集] 著書
- 法律行為乃至時効
- 債権法における信義誠実の原則