鶴藤長天
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鶴藤長天(かくとうちょうてん)は、プロレスラー ジャンボ鶴田、藤波辰巳、長州力、天龍源一郎のこと。
力道山の後プロレス界のリーダーとなったジャイアント馬場、アントニオ猪木の後継者である4人をニュー・リーダーと呼び、それぞれの名前から1文字ずつとって『格闘頂点(鶴藤長天)』をもじったかたちで週刊ゴングの記者が1987年1月ごろ命名した。長州力の全日本離脱、新日本復帰の経緯により4人が一堂に会することが難しくなり、このような呼ばれ方をすることは少なくなっていった。結局、リング上で4人が揃う事はなかったが(東スポ大賞授賞式では4ショットが実現した。)、1997年8月、長州の引退記念試合で長州・藤波・天龍のタッグが実現し、その時のゴングの表紙は『闘頂点』と明記された。
[編集] 補足
『鶴藤長天』命名から10年後、同じく週刊ゴングが橋本真也、船木誠勝、武藤敬司、三沢光晴のそれぞれの名前から1文字ずつとって、『真誠藤光』(新生闘功)と呼び、『鶴藤長天』に代わる21世紀のリーダーとしてキャンペーンをうったが、こちらは全く定着しないままあっという間に姿を消してしまった。