鷲羽山トンネル
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鷲羽山トンネル(わしゅうざんとんねる)は岡山県倉敷市にある鷲羽山を貫くトンネル。
瀬戸大橋に接続し、上部2本は瀬戸中央自動車道、下部2本は鉄道の本四備讃線(瀬戸大橋線)が通過する。下部については、将来四国新幹線も使用する計画となっている。世界初の四つ目状のトンネルとして、1988年4月10日に開通した。 なお、鉄道部(下層)は、神道山トンネルと一体となっている。接続部分で本四備讃線の上下線が合流し、神道山トンネルは複線で通過する形になる。
計画段階では、該当区間は山を切り開くオープンカット工法での施工が予定されていたが、景観上の配慮からトンネル方式に切り替えられた。
[編集] 隣接する橋梁・トンネル
神道山トンネル(鉄道部のみ) - 鷲羽山トンネル - 下津井瀬戸大橋