1-プロパノール
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1-プロパノール | |
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一般情報 | |
IUPAC名 | 1-propanol |
別名 | n-プロピルアルコール |
分子式 | C3H8O |
分子量 | 60.10 g/mol |
組成式 | |
式量 | g/mol |
形状 | 無色液体 |
CAS登録番号 | [71-23-8] |
SMILES | CCCO |
性質 | |
密度と相 | 0.8053 (20 ℃) g/cm3, 液体 |
相対蒸気密度 | (空気 = 1) |
水への溶解度 | |
への溶解度 | |
への溶解度 | |
融点 | −126.5 ℃ |
沸点 | 97.15 ℃ |
昇華点 | ℃ |
pKa | |
pKb | |
比旋光度 [α]D | |
比旋光度 [α]D | |
粘度 | |
屈折率 | 1.3862 (20 ℃) |
出典 |
1-プロパノール (1-Propanol) は示性式を CH3CH2CH2OH と表される一価の第一級アルコール。1-プロピルアルコール、 n-プロピルアルコール(ノルマル—)とも呼ばれる。CAS登録番号は [71-23-8]。融点 −126.5 ℃、沸点 97.15 ℃ の特異臭のある無色の液体で、水、有機溶媒に混和する。引火点は 15℃で、常温で引火する。
1-プロパノールはフーゼル油を蒸留することで得られていたが、現在はほぼ全てエチレンのヒドロホルミル化によって得られるプロピオンアルデヒドを、ロジウム錯体等の触媒によって水素化する方法で作られている(下記の反応)。
H2C=CH2 + CO + H2 → CH3CH2CH=O
CH3CH2CH=O + H2 → CH3CH2CH2OH