DIYアドバイザー
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DIYアドバイザー(ディーアイワイ-)は、DIYの知識と技能を認定する公的資格。1983年に制定され、経済産業省所管の公益法人である社団法人日本DIY協会が試験の実施と資格の認定を行っている。
多くのホームセンターが従業員の資格取得を推進しているため、ホームセンターへの就職には非常に有利であるといわれる。
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[編集] DIYアドバイザーの役割
DIYアドバイザーの役割は、DIYを行う者 (DIYer) に対し、その手法や道具、手順などの選択を手助けし、作業による事故の発生などの危険を未然に防ぐことである。また、電気・ガス工事のように有資格者以外の作業を禁じられている分野もあるため、法律の遵守を啓発する役割も負っている。
[編集] 出題範囲
日本DIY協会では、出題範囲を以下のように定めている。
[編集] 一次試験(学科試験)
- 住宅及び住宅設備機器に関する基礎知識
- DIY用品に関する知識
- DIYの方法に関する知識
- DIYの関連法規に関する知識
- その他、DIYに関する基礎知識
[編集] 二次試験(実技試験、面接)
- DIYに関する実技の能力
- DIYを行う者 (DIYer) の相談内容を正しく理解し、これに基づいて的確に指導助言を行う能力