ONTAP (OS)
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ONTAP(オンタップ)は、NetApp社のNASゲートウェイの制御に使用されるアプライアンスOS。
[編集] 概要
NetBSDやLinuxを基にカスタマイズしているが、コマンドやCIFS/NFS/FTP/iSCSI/FCPなどの統合ストレージ管理機能は、ONTAP用にRFCや規定を準拠した独自の動作仕様及び、設定体系となっている。
基本的なNAS機能としてのNFSやCIFSベースの機能だけでなく、一般に他サーバで提供される各種機能などをオプションベースで提供できる。
また、ファイルシステムは独自のフルジャーナルファイルシステムを実装しており、オンラインバックアップ機能であるsnapshotやSnapRestoreといったリストア機能に定評がある。
災害対策DRにおいては、SnapMirrorのその運用管理性、設定の容易さ、安定性から多くの実績を誇る。
[編集] 状況
IBM/富士通/日立など、多くのベンダがNASゲートウェイとしてNetApp製品をOEMしており、その全てで本OSが動作する。 とくに、フルジャーナルファイルシステムであるWAFL(Write Anywhere File Layout)には、その安定性、高速性、一貫性において非常に定評がある。
動作はIntel Xeonを対象にしており、単一ABIをサポートするELF形式のオブジェクトフォーマットを使用している。また、最近ではプロセッサにAMDの64bitOpteronを採用するなど全製品ラインの強化が進められている。