うずまきナルト
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うずまき ナルトは、漫画『NARUTO -ナルト-』の主人公。アニメでの声優は竹内順子。ミュージカルでの俳優は、屋良朝幸。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
木の葉隠れの里の下忍。生まれたばかりの頃、四代目火影の手によって、当時里を壊滅状態に陥れていた妖怪九尾の妖狐を体内に封印させられた。そのせいで九尾の妖狐を恐れる里の大人達から白眼視され、自分と同年代の子供達に苛められていたが、唯一自分を認めてくれた忍者アカデミー（忍者の学校）の担当教師イルカが面倒看てくれているのにもかかわらず歴代の火影の顔に落書きしたり授業抜け出したりとイルカに散々迷惑をかけることになる（ただし、これらはあくまでイタズラの範疇であり、グレる事なく成長している）。
勉強の出来は悪く、特別な忍術の才能にも恵まれているわけではないが、並外れた根性を持ち、周囲には思いもよらない行動を見せるため、良くも悪くも味方の運命を左右することが多く、「意外性no.1のドタバタ忍者」の異名をとる。失敗も多いが、「伝説の三忍」の一人である自来也直伝の”口寄せの術”で大蝦蟇ガマブン太を口寄せする。数ヶ月の期間を得て伝授された”螺旋丸”（らせんがん）も現在は十八番。だがこの異常なまでの成長の速さが、うちはサスケのナルトに対する劣等感を生み、里を抜ける一因となってしまう。
第一部終盤よりサスケを連れ戻すため自来也に正式に弟子入りし、里外で2年半にも及ぶ修行に励んで帰郷。影分身の使い方がうまくなったり幻術の解き方を覚えたり新術を開発したりしてきたが、第二部の途中でカカシと共により価値の高い修行を短期間でやり直していることから、2年半の修行は大した効果がなかったことが分かる。また、彼の当初の目的は、強い忍となり里長である火影になることであったが、最近ではそのような発言はほとんどなく、復讐のため出奔したサスケを奪還することに重きを置いているようである。 精神的に大きく成長する年頃だというのに目上への不敬な態度、汚い言葉遣いは相変わらずである。要するに話のテーマも思春期の精神的成長もグダグダになっており、明らかに第二部以降のマンネリ化の最大要因になっているため、今後の改良が期待される。 一人称は「オレ」。口癖は語尾に「ってばよ！」。韓国語吹き替え版での語尾は「～ダニッカ（~다니깐）！」
悪戯の一環として、“お色気の術”や“ハーレムの術”等、大人の男性が喜びそうな術も使う。第一部では子供だったため、自身は「お色気」に関してあまり興味がないようだったが、師匠の影響なのか現在は女湯を覗こうとしたり、上記の術以上のお色気の術を開発していたりと、異性に対して年齢相応の興味を持っている様子である。
第二部での砂隠れでの任務の途中、カカシにより「交わす言葉は少なくても、誰とでも友達になってしまう」と言われた。また、後にテマリ曰く「お前には人を変えていく力がある」とも。出会った人間に、大きな影響を与えることが多い性格の持ち主である。
[編集] プロフィール
- 木の葉隠れの里の下忍。登録番号は、012607。
- 年齢 - 12～13歳（第一部）、15歳(16歳)（第二部）
- 誕生日 - 10月10日
- 血液型 - B型
- 身長 - 147.5 cm（第一部）、約166cm（第二部）
- 体重 - 40.6 kg（第一部）
- 師 - はたけカカシ、自来也
- 好物 - 一楽のラーメン
[編集] 出生
ファンの間では「四代目火影の子」という説が最も有力であるが、未だ正式に語られていない。しかし、ゲームの解説書にて「四代目火影の子供にして、二代目火影の孫」と紹介されていた。または暁のうちはイタチが「四代目火影の遺産」発言とそれを暗示させる発言をしている。ただし、これはナルトではなく四代目火影が命を賭けてナルトの体内に封印した九尾の妖狐を指す言葉とも解釈できるため、真偽は明らかになっていない。
なお、仮に前述の解説書の説明を真とした場合、初代火影の孫である綱手と縄樹とは はとこ同士の関係になる。
[編集] 第一部
アカデミー時代の成績はいつも最下位で、卒業試験は毎回最も苦手な”分身の術”だったため3回連続不合格。しかし、3回目の試験の際ある事件に巻き込まれたことがきっかけで、イルカから忍者の証である額当てを貰い、晴れて卒業。”分身の術”を克服し、ただの分身の遥か上の上忍レベルである実体を持った分身”影分身の術”が得意忍術となる。
体内に九尾の妖狐が封印されているため、チャクラのコントロールが上手く出来ずにいたが、戦闘中など彼の怒りの感情に呼応して九尾のチャクラが漏れ出すことがあった。
卒業後、ライバルであるサスケ、恋心を寄せるサクラと共に上忍のカカシの下で【第七班】として三人一組（スリーマンセル）を組み、カカシによる合否判定の演習を経て正式に忍者（下忍）となったナルトは、波の国での護衛任務、中忍試験、さらに伝説の三忍の1人・自来也との出会いを経て、大きく成長を遂げる。
抜け忍となったサスケとの壮絶な戦いの後、自来也に正式に弟子入りし、2年半の修行に入る。
[編集] 第二部
修行から帰った後のカカシとの鈴取りの修行では影分身の使い方に磨きが掛かっており、成長したのが伺える。そして我愛羅を連れ去った暁を追い、最初に偽者のイタチと交戦し新術である大玉螺旋丸を初披露する。その後デイダラと交戦するが、我愛羅の人柱力としての悲しみが深く理解出来るあまり彼の怒りは心頭し九尾の尾を二本まで出してしまう。
さらにその後、サスケを追い大蛇丸と交戦するがサスケを思うあまり、彼を利用せんとする大蛇丸への怒りや彼を連れ戻す事への焦り等から九尾の尾を三本出し、最終的には四本目を出してしまい不完全ではあるが九尾化してしまう。 これにより無意識のうちにサクラを攻撃してしまうがヤマト（テンゾウ）によって鎮められ、九尾の力ではなく己の力で大切な人を守りぬいてゆく事を堅く誓った。 そしてついにアジトでサスケと接触するも、力の差と手のつけようが無いほどの兄への復讐の執念をみせつけられたまま逃げられてしまう。
サスケを止められずに里に戻り、カカシとヤマト（テンゾウ）とチャクラの性質変化の修行を開始する。 ナルトのチャクラの性質は風である事が判明。影分身を画期的に利用した方法で、普通の人間が1人でやったら何年もかかるといわれる修行をわずか数日でマスターした（このことから明らかにカカシの指導力が自来也より上であることが分かる）。そして遂に形態変化に性質変化を組み込んだ【風遁・螺旋手裏剣】を習得したが、修行は5割程度までしか終わっておらず、最低限の実戦に使える程度で切り上げてヤマト、サイ、サクラと共に苦戦を強いられるカカシのもとへ援軍として参戦した。鳴り物入りで参戦したにも関わらず一回目は術を外すという意外性ナンバーワンらしさを見せるが、最終的には角都を恐怖させるほどの高度な新術を見事に決め、一気に形勢逆転し敵を倒した。
[編集] 人柱力として
かねて体内に封印された九尾の妖狐を、秘密組織【暁】から狙われており、【暁】側からは、【尾獣】を封印されている存在である【人柱力】（じんちゅうりき）の一人として、九尾とも呼ばれる。自来也との修行中に、九尾の力を自分の意思である程度開放できるようになった。二部では怒りが引き金で九尾のチャクラの尾が生える。また、自我を保てるのは身に纏っている九尾のチャクラにできる尾が3本目まで。4本目からは、ナルトの姿は全身を血で染め上げた禍々しい妖狐の姿に変化し、九尾の本能である破壊衝動に駆られ、目に映るもの全てを破壊しようとする。4本目の尾が出て変身した時の戦闘能力は計り知れず、止めようとした自来也に重傷を負わせ、大蛇丸とさえも互角以上に渡り合う程である。
[編集] 恋愛
春野サクラに好意を抱いており、アカデミー時代からアタックしている。サクラも幼い頃は自分と同じようにいじめられっ子であったが、自分より早く状況を脱して頭もよくなり、ひたむきな姿勢で輝きを増している姿に憧れを持ったようだ。しかしサクラはサスケにぞっこんであるため初めは見向きもされずにいたが、ナルトの一生懸命な姿に少しずつサクラの心も傾き、現在ではサクラもナルトに好意を抱いている可能性を示唆する描写まで出てきている。
また、ナルト自身は日向ヒナタから想いを寄せられているが、本人は全く気づいていない。
[編集] 術
主な使用術は、影分身と螺旋丸、口寄せなど。
チャクラの性質変化は”風”。カカシのアイディアで”多重影分身”を使用することにより、本来なら数年かかる修行を数日で終えた。
実戦では多重影分身でシミュレーションした情報を冷静に分析して戦闘に臨むなど術の行使も高度になっている。
第二部開始までの自来也との修行により、幻術の対処や武器口寄せなどの忍術も若干使えるようになっている。 九尾化に対しては若干自覚があるようで、自来也やヤマトから使うことを禁じられている。
風遁・螺旋手裏剣の完成度はヤマト隊長いわく「50％」程度だったが、暁の不死コンビの一翼である角都を圧倒的な攻撃力で撃破した。カカシの写輪眼でさえ攻撃回数を見極めることができないほどの術となった。
破壊力では師であるカカシを越えたらしい。ただしその代償として、腕を骨折してしまうという、強烈な反動がある。
その凄まじい破壊力は術者であるナルト自身も傷つけてしまうという危険な術から、綱手から風遁・螺旋手裏剣は禁術指定されてしまうが・・。
以上で、作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
[編集] 使用術一覧
- 螺旋丸
- 双撃螺旋丸(激闘忍者大戦!EXオリジナル)
- 大玉螺旋丸
- 風遁・螺旋丸
- 風遁・螺旋手裏剣
- 特大螺旋丸(ナルティメットアクセルオリジナル)
- 変化の術
- おいろけの術
- 多重影分身の術
- 影分身の術
- ハーレムの術
- 多重影分身の術＋おいろけの術
- チューリップの術
- 四方八方手裏剣
- 多影撃連弾（ナルティメットアクセルオリジナル）
- 口寄せの術
- うずまきナルト連弾
- うずまきナルト二千連弾
- うずまきナルト乱打（映画オリジナル）
[編集] 映画
主人公のため現在三作品すべてに登場。他に三作品すべてに登場しているのは春野サクラのみ。
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ
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| メディア | TVアニメ第一期 - 疾風伝（TVアニメ第二期） - ラジオ - ゲーム |
| 一覧 | 人物 - 術 - 尾獣 - 口寄せ動物 |
| 映画 | 第一弾 - 第二弾 - 第三弾 |
| カカシ班 | うずまきナルト - うちはサスケ - 春野サクラ - はたけカカシ - サイ - ヤマト（テンゾウ) |
| 伝説の三忍 | 自来也 - 綱手 - 大蛇丸 |
| その他人物 | 奈良シカマル - 我愛羅 - テマリ - カンクロウ - マイト・ガイ - 猿飛アスマ - 夕日紅 - 薬師カブト - 四代目火影 |
| 集団 | 暁 - 音の四（五）人衆 |
