たこまん
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種類 | 株式会社 |
略称 | たこまん、たこ満 |
本社所在地 | 〒437-1521 静岡県菊川市上平川565-1 |
電話番号 | 0537-73-5289(代表) 0120-040-862(フリーダイヤル) |
設立 | 1977年4月 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 郷土菓子・和菓子・洋菓子の開発・製造・販売事業、菓子教室事業 |
代表者 | 代表取締役 平松季哲 |
資本金 | 5000万円 |
売上高 | 22億6000万円(2005年6月) |
従業員数 | 330人(男45人、女285人) |
外部リンク | http://www.takoman.co.jp/ |
たこまん(法人名「株式会社多古満」、商号「たこ満」)は、静岡県遠州を地盤とする菓子メーカー、同社が経営する直営店、または同社が製造販売する菓子の名称である。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 経営手法
製品は高級菓子として贈答品などに好まれる。直営店の接客態度の好さやポイントカードの充実などの顧客を重視した企業姿勢により、リピーターが非常に多いとされる。そのため、経営学関連の書籍や講義などでも採り上げられる事がある。
[編集] 所在地
[編集] 主な製品
身土不二の思想のもと、原材料は地元である遠州産を極力使用し、ネーミングも遠州の伝説や名勝に因む物が多い。包装紙には遠州の野花をあしらうなど、地元に根ざした企業姿勢が窺える。
- たこまん
- のんべえ饅頭
- 応声教院(静岡県菊川市)の「のんべえ地蔵」にちなむ。
- 一豊御前
- 千代の夢
- 大砂丘
- 浜岡砂丘(静岡県御前崎市)を中心とする遠州灘の海浜にちなむ。
- 永年チーズクリームが中に入っていたが、近年クリームの種類が増加。
- ショコラ大砂丘
- 夢いちご
- 遠州夢咲農業協同組合管内で生産された「夢咲苺」を使用した苺大福。
- 遠州サブレ
- 軽便物語
- エコパ
- 金時パイ
- 初甘藷
- あんじぇんぬ
- 遠州季のパイ
- お茶フリアン
- カテキンフリアン
- 緑茶果
- 栗みそ饅頭
- 塩豆大福
- 江戸どら
- 極軟栗羊羹
- 丹波黒豆羊羹
- 静岡お茶羊羹
- 桜モンブラン
- 桜ロール
- 桜もちパイ
- グラスジュレロゼ
- やぶきたプリン
- 遠州ワーズ
- 遠州バウム
- お茶シュー
- 掛川・和栗のモンブラン
[編集] キャッチフレーズ
- きよらかな遠州からの贈り物
- 身土不二
[編集] ネーミングの由来
初代社長が東京都に修行に出た際、奉公先で初めて食べた酢蛸のおいしさに感動し、この酢蛸以上の満足を顧客に伝えたいと考え、「たこまん」と命名した。
[編集] 歴史
- 1953年(昭和28年)‐創業
[編集] 店鋪
[編集] 直営店「たこまん」
- 静岡県西部を中心に18店鋪を展開する。(2007年現在)
- 菊川市 ‐ 小笠本店、小笠工房(製造のみ)
- 掛川市 ‐ 大東総本店、掛川本店、掛川秋葉通店
- 御前崎市 ‐ 浜岡本店
- 袋井市 ‐ 袋井本店、浅羽本店
- 磐田市 ‐ 竜洋本店、豊田店
- 浜松市 ‐ 曳馬本店、ザザシティ浜松店、笠井店、立野店、三方原店、浜松志都呂工房
- 島田市 ‐ 初倉本店
- 牧之原市 ‐ 相良店、榛原店
- 基本的には上記店鋪でしか商品は購入できないが、掛川駅構内の「これっしか処」でも購入が可能。
- 毎月「たこのはっちゃんデー」と呼ばれるセールが催される。
[編集] 関連店舗
- 遠州茶家
- 城の餅本舗
- マリアツェル
[編集] 関連企業
- 菓匠安心堂
[編集] 備考
- 『名門!多古西応援団』(所十三原作)に、静岡県立掛川西高等学校をモデルとした「多古多西高等学校(多古西)」が登場する。たこまんの法人名「株式会社多古満」がネーミングの由来になっている。
- 『くさデカ』の取材で平畠啓史が来店したことがある。
- 『銭形金太郎』の自転車旅で、ビビる大木、原田泰造が来店したことがある。
- 『とれたてラジオ~One to one~』の取材で、キャスタードライバーの渡辺愛が来社したことがある。
- さとうふみやの漫画にて、主人公が「たこまん」と描かれた饅頭を食べるシーンがある。ただ、多古満の商品「たこまん」を意味するのか否かは不明。
[編集] 外部リンク
- 清らかな遠州からのおくりもの たこまん
- 公式ウェブサイト。
- たこまん開発日記
- 公式blog。
- たこまん開発日記
- 旧公式blog。