てれび博物館 それってホント!?
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『てれび博物館 それってホント!?』は、1978年(昭和53年)3月5日に放送を開始した東海テレビの長寿番組。科学番組としては、NHKを含め日本で最長寿とも言われている。
初代司会は長らく俳優の川津祐介が務め、この時代には毎年夏になると、夏休みに入った小学生たちを念頭に置いた大型企画「サイエンスキャラバン」が好評を得、あくまでも純粋な意味での「科学」(天台、電子、バイオなど)に拘る製作姿勢で数多くの賞を受賞している。
その後、2001年3月で川津が放送第1075回目で勇退し、その後任として大桃美代子が登場。2004年4月21日放送よりサブタイトルに「それってホント!?」が付き、春風亭昇太と大桃のコンビ司会となりそれまででは取り上げなかった「食べ物」「料理」なども「科学」の対象とするなど大幅に内容を軟化。番組のスタイルも従前は全編ロケで、司会者やアシスタントのアナウンサーが直接取材をしていたが、リニューアル後は司会者はスタジオ出演のみで司会者とは別にレポーターがロケ取材に向かうというスタイルに変わった。「それってホント!?」時代では純粋な意味での「科学」の領域がテーマに上ることは少なく、むしろ「料理番組」の様相を強くしていた。
2006年3月19日の放送をもって終了し、後番組に「おでかけ!パレット」が放送。
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[編集] 放送データ
- 放送日時:毎週日曜日 午前9:30~10:00
- 放送エリア:東海テレビ放送(中京広域圏)
- ネット局:三重テレビ放送(三重県)、長野放送(長野県)、テレビ静岡(静岡県)、関西テレビ放送(近畿広域圏 ただし隔月最終週は休止、午前6時台)
- 提供:中部電力 ※当然東海テレビのみなので、スポンサークレジットにおいて、ブルーバックの東海テレビだけ、この部分のCG(オープニングから続いている)が見られない逆転現象がみられた時期がある。
なお、2002年3月まで朝10時からの30分番組で、この際、「笑っていいとも増刊号」は他の地域よりも30分遅れで開始され、番組の間に「ニュース」を挿入する形をとっていた(「増刊号」初期は末端25分間は未ネット)。
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- 東海テレビのみ2005年4月から中部電力を含めた複数社提供(パーティシペーションの場合もあり)になっている。そのため、提供クレジットはテロップ扱いからローカル送出に変更された。関西テレビはノースポンサー(パーティシペーション扱い)。なお、東海テレビのブルーバック時代は、ネット局でしかこの時間のCG(オープニングの続き)が見られないという逆転現象がみられた時期もあった。
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- 放送終了後、KBS京都(関西UHF波帯)で月一回のペースで放送中(2006年-)。「おもしろサイエンス それってホント!?」の題名で放送しているが、番組中の題名は「てれび博物館-」である。内容は大桃美代子、春風亭昇太のコンビのものである。
[編集] 出演者
[編集] 司会
- 初代:川津祐介 - 1978.03.05~2001.03
- 2代:大桃美代子 - 2001.04~2004.03.31
- 3代:大桃美代子・春風亭昇太 - 2004.04.21~
[編集] レポーター
※リニューアル後からの登場分。
[編集] スタッフ
- 構成:今林芳木、本間晴三、内田裕士、市川幸宏、高橋真裕美、浅野範子
- ディレクター:海野仁志、小林星河、伊藤誠、谷岡奈留美、尾形和義、堀井穂高 他
- プロデューサー:竹下喜六、川瀬隆司
番組制作協力:東海テレビプロダクションほか
[編集] 外部リンク
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