とこしへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とこしへ | ||
---|---|---|
さだまさし の アルバム | ||
リリース | 2005年9月7日 | |
ジャンル | ニューミュージック | |
レーベル | フリーフライト | |
プロデュース | さだまさし 渡辺俊幸 |
|
チャート順位 | ||
|
||
さだまさし 年表 | ||
恋文 (2004年) |
とこしへ (2005年) |
美しき日本の面影 (2006年) |
『とこしへ』(とこしえ)は、シンガーソングライター・さだまさしが2005年9月7日にリリースしたオリジナル・アルバム。また、同じく2005年9月から翌2006年4月までの、さだまさしコンサートツアーのタイトル。
この年は戦後60年の年であり、さだが1986年より開催してきた『夏・長崎から』のグランドフィナーレまで、残り一年となり、自分の活動の一つに終止符を打つ覚悟をもった年であると同時に、日本武道館にて記念すべき『3333回コンサート』を台風の中で行い、これからの活動に更に意欲を持とうと心に決めた年である。
[編集] 収録曲
- さよならさくら
- 冬物語
- さだの得意とする、哀愁を帯びた昔風の恋の歌。この歌は本作『とこしへ』発売日と同日に行なわれた『3333回コンサート』で歌われた曲であるという点が今までに類を見ない点である。歌詩は「君影草」(スズランの別名)やライラックなどの花の持つ意味がより一層深みを与えている。
- ぬけみち
- ちからをください
- 「ちからをください」という言葉を象徴的に用いている曲。ここで欲している「力」とは暴力ではなく、平和を真の意味で侵されない為に必要なものの比喩である。
- とこしへ
- 手紙
- 秋麗(あきうらら)
- 古典的な表現を巧みに凝らし、晩秋の信州の風景を表した秀歌。この歌はテレビ信州が開局25周年に、自分のような者を迎えてくれたことに感激したさだが、自分なりの「故郷・信州」を表した曲であるとライナーツノートで述べている。
- 女優
- MOTTAINAI
- 長崎の空
- さだが1986年より開催してきた「夏・長崎から」が翌年に当初の最終目標である20年目まで残り一年を切った事により、今までの活動を支援してくれた方々と「夏・長崎から」が生んだ思い出に感謝を捧げる歌。当時は「夏・長崎から」には何かの策略があるのではないかという疑心暗鬼の目で何人かの人に見られていたが、この年の「夏・長崎から」での親子の会話を聞いて報われた気持ちになったと、さだは語った。
- 記憶
[編集] 注釈
- 下記以外の全曲とも作詩(注)・作曲:さだまさし
- 「手紙」作曲:照屋林賢
- 「さよならさくら」はコーラスアレンジも手掛けている
(注)さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。
[編集] 主な参加ミュージシャン
ほか
この「とこしへ」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |