イエズス会伝道所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イエズス会伝道所(いえずすかいでんどうしょ、西:Reducciones jesuíticas, 葡:Missões)は、16世紀後半から18世紀にかけて、スペイン領アメリカ南部とポルトガル領ブラジルの一部(現在のボリビア東部、パラグアイ、ブラジル南部、アルゼンチン北東部にわたる地域)で、イエズス会宣教師によって、先住民(主にグアラニー族)の定住とキリスト教化を目的に建設された拠点村落。独自の共同生活や音楽教育に特徴を示し、最盛期には10万人以上の人口を抱えたが、18世紀後半のイエズス会追放令(1759年ブラジルから、1767年スペイン領から)にともない、その多くが放棄された。「布教村」「教化村」「布教区」などとも訳される。
目次 |
[編集] 布教の開始
[編集] 布教村の発展と布教村の生活
[編集] グァラニー戦争とイエズス会追放、布教村のその後
[編集] 布教村跡の史跡(ユネスコ世界遺産登録対象)
南米各地に残る布教村跡のいくつかは、ユネスコ世界遺産に登録されている。
[編集] 南米のイエズス会布教村を題材にした作品
[編集] 映画
- 『ミッション』(1986年イギリス作品 ローランド・ジョフィ監督)
[編集] 参考文献
[編集] 外部リンク
この「イエズス会伝道所」は、キリスト教に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。(ポータル キリスト教/ウィキプロジェクト キリスト教) |