イー・アル・カンフー
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ジャンル | アクションゲーム(対戦型格闘ゲーム) |
対応機種 | アーケード[AC] ファミリーコンピュータ[FC] MSX プレイステーション[PS] ゲームボーイアドバンス[GBA] プレイステーション2[PS2] ニンテンドーDS[DS] |
開発元 | コナミ M2(PS2)・(DS) |
発売元 | コナミ |
人数 | 1人 |
メディア | [FC]192Kbitカセット [MSX]カセット [PS]CD-ROM1枚 [GBA]カセット [PS2]CD-ROM1枚 [DS]256MbitDSカード |
発売日 | [AC]1985年 [FC]1985年4月22日 [MSX]1985年 [PS]1999年5月13日 [GBA]2002年5月2日 [PS2]2005年10月27日 [DS]2007年3月15日 |
『イー・アル・カンフー』は1985年にコナミ(※)から発売されたアーケードゲームである。同年にファミリーコンピュータ及びMSXなどに移植されたが、BGMやステージが全く異なり、敵キャラクターも5人までに削減され全員入れ替えられているので、ほぼ別物といっても良い。
※2006年3月31日の持株会社化に伴い、版権はコナミデジタルエンタテインメントに移っている。
1999年5月13日にプレイステーションで発売された『コナミ80'sアーケードギャラリー』、2002年5月2日にゲームボーイアドバンスで発売された『コナミアーケードゲームコレクション』、2005年10月27日発売の『オレたちゲーセン族』でアーケード版が収録されている。
また、2007年3月15日発売のニンテンドーDS用ソフト『コナミ アーケード コレクション』にも収録。
[編集] 概説
最も早く登場した業務用格闘ゲームとして多くのユーザに支持され、格闘ゲームの原点とも言われる。アーケード版では、さまざまな武器や体術を使う敵(チャーハン一族)が11人(ファミコン版、MSX版では5人)用意されていて、間合いや攻撃法が全く異なるため、初期のゲームにしてはかなり考えられている。 レバーを入れる方向(8方向)とパンチ、蹴りボタンの組み合わせによって16種類の技を使い分けるシステムになっているが、レバーがどの方向に入っているのか判り易くするために、使用するキャラクターの下に矢印が表示されていた。
本作を初めての格闘ゲームと認識しているユーザーも少なからずいるが、前年に任天堂からファミコン用ソフト『アーバンチャンピオン』が発売されており、この認識は間違いである。
MSXでは、続編として『イーガー皇帝の逆襲』が発売されている。また、アーケードでは本作の番外編とも言える『少林寺への道(ショーリンズロード)』が出ている。(どちらも1985年)