エアライドマシン
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エアライドマシンは、ゲーム『カービィのエアライド』で、カービィが使用する架空の乗り物である。エアライドマシンは何種類かあり、飛行が得意なものや、加速、最高速、耐久力、特殊な機能など、それぞれ個性的な性能を持ち合わせる。また、ソフトが発売された後テレビアニメ版でもいくつかのマシンが登場した。
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[編集] マシンの説明
[編集] スター系
- ワープスター
- 最も基本的なマシン。操作はしやすいが、プッシュがききにくいのでシティトライアルには不向き。
- ウィングスター
- 地上では加速性能、ハンドル性能共に低いが、滑空能力は高く操作性もいい。比較的早くから使えるマシンで、初心者向けのマシンでもある。着地の瞬間にかるくスティックを引くと再び飛行する事が出来る。
- デビルスター
- 破壊力の強いマシン。但し、自身の防御力も低いので相討ちになる場合も多い。操作性能はワープスターより若干曲く、飛行能力も高め。
- ワゴンスター
- 早くから使えるマシンの一つ。ワゴン型のマシン。チャージが出来ず、滑空能力も低いが、それ以外の性能はよい。非常に安定した走行が可能である。
- ターボスター
- 速さを売りにしているが、ハンドル性能が低くクセが強いため、結局は中途半端なマシンになってしまっている。また、チャージはドリフト(厳密にはスリップ)でないと使えない上、チャージなしで曲がろうとするとスピンしてしまう。
- スリックスター
- 基本的な性能は高いが、摩擦力が異常に低く、高速で走っている時はプッシュを使わないと曲がれないなどと、上級者向けのマシン。レール速度はすさまじく速く、登りに置いては最速である。
- ジェットスター
- 飛び立つと瞬間的に速度が2倍以上になる。しかし、すぐに減速する上、操作性も良いとは言えない。が、空中でのチャージ速度が異常に速いため、ヴァレリオンなどの段差の多い所では猛スピードが期待できる。
- ヘビースター
- チャージをしないと走り出さないマシン。防御力が高く、スタースリップを受け付けないのが特長。最高速度は通常マシン中最高。超上級者向け。滑空は出来ないが、ジャンプするとチャージを失うことなくある程度の速度を出す事が出来る。
- ルインズスター
- 常に最高速で走り続けるマシン。最高速は50キロと速いが、地上ではプッシュを使用しないと全く曲がれない。グリップがものすごく高く、ドリフトなどはできない。ダッシュ性能や滑空性能は低い方だが旋回性能はいい。ただし、プッシュすると即0kmなので、ダッシュプレートなどは使いにくい。(一応加速する。)
- ロケットスター
- 基本的に遅いが、チャージを最大までためる事で加速力と最高速を補う。しかし、すぐに効果が切れるので、何度もチャージをする必要がある。摩擦力も高く、チャージをしながらのコーナーリングも難しいなどと、かなりの上級者でも使いにくいマシンである。だが、スタースリップの効果がずば抜けて高いので2機縦隊での走行は時としてとてつもないタイムをたたき出す。
- フォーミュラスター
- 直進性能だけに特化したマシン。最高速度はマシンの中でもトップクラスだが、その他の性能があまりにも低いので、直線コースにしか使い道が無い。ダッシュプレートで加速すると殆ど完全に速度を維持するので、一部のコースではポテンシャルは高い。
- ライトスター
- シティトライアル限定マシンで、シティトライアルで最初に乗っているマシン。旋回性能がいいのでアイテム集めに適しているが、スピードと飛行能力は低い。初期の体力も低いので、競技によっては他機に乗り換えたほうがいい場合もある。
- フライトワープスター(ドライブモードのみ)
- 飛行能力を高めたワープスターの改造機。ドラグーンに匹敵する驚異的な飛行能力をもつ。但し、旋回性能はワープスターのまま。
- ドラグーン
- シティトライアルで、パーツを三つ集めると乗れるマシン。しかし、一回ゲームが終わると、もう一回パーツを集めなくてはならない。シティトライアルのクリアチェッカーで、パーツを三つ集めると、ドライブで使用できるようになる。飛行能力を極限まで高めたマシン。空中で機首を上に向ける事でさらなる上昇力を発生させる事ができ、僅かな段差からフィールド上限まで飛翔する事すら可能。それ以外の性能もかなりいい方だが、出現させるのが難しい。
- ハイドラ
- 乗る方法はドラグーンと同じくパーツを集める必要がある。伝説のエアライドマシンのひとつで、戦闘能力と最高速を極限まで高めたマシン。チャージを最大まで貯めないと走り出さず操作性もいまいち、加速も弱いが、最高速度は200キロに達し、ほとんどのマシンをほぼ一撃で破壊できる。
[編集] バイク系
バイク系はスター系とは違い、常にタイヤが地面に接地している。そのため、地面に仕掛けてあるボタンは、プッシュしなくても作動する。スター系とは違った楽しみがある。しかし、バイクであるがゆえに滞空性能は低く地面の状態によってはスリップしやすい。
- ウィリーバイク
- 一輪バイク。常に地面に接しているので、ダッシュプレートを踏みやすいなどの利点がある。反面、空中での操作は不可能と言っても過言ではない。
- ウィリースクーター
- 軽バイク。ウイリーバイクより最高速で劣るが、ジャンプ力とハンドル性能で大きく上回る、初心者向けのマシン。チャージはほとんど効果が無いが、急旋回が出来るのでシティトライアルでも使える。
- レックスウィリー
- 最高速は2番目ぐらいだが、ハンドル性能は悪い。曲がろうとしてから曲がりだすまでに若干の間がある。しかし、攻撃と防御には長けている。なおこのマシンは「ハイドラ殺し」を唯一できる。しかし成功率は低く、実戦では役に立たない。
[編集] その他のマシン
この二つは、エアライドマシンではないが、カービィのエアライドで使える。また、コピー能力は使えない。
- デデデ大王
- 「ウィリーバイク・デデデカスタム」に乗って戦う。性能は全ての点においてウィリーバイクとレックスウィリーの中間になっている。ハンマーを振って攻撃するが、ソードよりも大振り。
- メタナイト
- 自身の翼で飛ぶメタナイト。マシン名は「メタナイトウィング」となっている。加速、飛行性能が良く、スピードや旋回性能もそこそこ。ただしドリフトやチャージは不可能。携えた剣はコピー能力「ソード」よりもリーチが短い。またスタースリップの利用も発生も不可能で、逆転要素は少なめ。コピー能力のウィングと同じく地面の仕掛けに弱い。
[編集] アニメにおけるエアライドマシン
アニメ版星のカービィではソフトの宣伝も兼ねてエアライドマシンが登場した。エアライドマシンは代々星の戦士が所有していたが、ホーリーナイトメア社によりそれは強奪された。その後、カービィをやっつけるためホーリーナイトメア社が差し向けた。マシンは非常に優秀だが、ライダーはザコ魔獣といったレベルでマシンの性能に頼りきっている形となる。登場したエアライドマシンはウィングスター、フォーミュラスター、ロケットスター、デビルスターと個性的なものぞろいである。
なお、この話の際視聴者に一般公募したオリジナルコピー能力も登場した。
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アニメ | アニメ(登場キャラ・用語、製作局) |
漫画 | 星のカービィ - デデデでプププなものがたり(登場キャラ) - プププランドの仲間たち - デデデのプププ日記 - も~れつプププアワー |
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