カリスト (衛星)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
発見 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
発見者 | シモン・マリウス ガリレオ・ガリレイ |
||||||
発見年 | 1610年 | ||||||
軌道の性質 | |||||||
平均半径 | 1,882,700 km (0.012585 AU) | ||||||
近地点 | 1,869,000 km (0.0125 AU) | ||||||
遠地点 | 1,897,000 km (0.0127 AU) | ||||||
離心率 | 0.007 | ||||||
公転周期 | 16 日 16 時間 32.2 分 | ||||||
軌道傾斜角 | 0.281° | ||||||
母天体 | 木星 | ||||||
物理的性質 | |||||||
赤道直径 | 4820.6 km | ||||||
表面積 | 7200万 km² | ||||||
質量 | 1.076×1023 kg | ||||||
平均密度 | 1.851 g/cm³ | ||||||
表面重力 | 1.24 m/s² | ||||||
表面重力 (地球 = 1) |
0.1265 | ||||||
脱出速度 | 2.440 km/s | ||||||
自転周期 | 16 日 16 時間 32.2 分 | ||||||
赤道傾斜角 | 0° | ||||||
反射能 | 0.20 | ||||||
表面温度 |
|
||||||
大気の性質 | |||||||
大気圧 | 調査中 kPa | ||||||
二酸化炭素 | 100% |
カリスト (Callisto, Jupiter IV) は、木星の衛星。名はギリシア神話に登場するニンフ、カリストにちなむ。
カリストは太陽系に存在する衛星の中ではガニメデ、タイタンに次いで3番目に大きく、太陽系の全天体の中でも水星に次いで12番目に大きい。
この衛星はガリレオ・ガリレイによって発見されており、そのためイオ、ガニメデ、エウロパとあわせてガリレオ衛星と呼ばれている。
比較的明るい衛星で、双眼鏡でも観察できる。
カリストはタイタンやガニメデと同じく、表面全体を氷に覆われた衛星である。ボイジャー探査機による調査では他のガリレオ衛星と比べて特に目につく地形がなかったため、それ以降はあまり重要視されていなかった。しかし、ガリレオ探査機による調査の結果、カリストにもエウロパと同様、内部に液体水の層が存在する可能性も出てきたため、以前よりも重要性が増しつつある。
[編集] 関連事項
木星の衛星 |
---|
メティス | アドラステア | アマルテア | テーベ | イオ | エウロパ | ガニメデ | カリスト | テミスト | レダ | ヒマリア | リシテア | エララ | S/2000 J 11 | カルポ |
S/2003 J 12 | エウポリエ | S/2003 J 3 | S/2003 J 18 | テルクシノエ | エウアンテ | ヘリケ | オーソシエ | イオカステ | S/2003 J 16 | アナンケ | プラクシディケ | ハルパリケ |
ヘルミッペ | スィオネ | ムネーメ | S/2003 J 17 | アイトネ | カレ | タイゲテ | S/2003 J 19 | カルデネ | S/2003 J 15 | S/2003 J 10 | S/2003 J 23 | エリノメ |
アエーデ | カリコレ | カリュケ | エウリドメ | S/2003 J 14 | パシテー | キュレーネ | エウケラデ | S/2003 J 4 | ヘゲモネ | アーケ | カルメ | イソノエ |
S/2003 J 9 | S/2003 J 5 | パシファエ | シノーペ | スポンデ | アウトノエ | カリロエ | メガクリテ | S/2003 J 2 |
カテゴリ: 天文学関連のスタブ項目 | 木星の衛星