グランデュオ
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 190-8554 東京都立川市柴崎町3-2-1 |
電話番号 | 042-540-2111(代表) |
設立 | 1997年(平成9年)4月1日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 大規模小売業及びそれに関連する事業 |
代表者 | 代表取締役社長 大塚隆史 |
資本金 | 10億円 |
売上高 | 217億円(2005年度) |
主要株主 | 東日本旅客鉄道株式会社60% 株式会社阪急百貨店30% 株式会社ルミネ10% |
外部リンク | http://www.granduo.jp/ |
特記事項:2007年4月1日に蒲田ステーションビル株式会社を吸収合併予定 |
グランデュオ (GRANDUO) は、東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのジェイアール東日本商業開発が運営する駅ビル型の商業施設。
目次 |
[編集] 概要
立川駅のターミナル開発と立川駅南口の再開発を一緒に行った合併再開発事業として建設され、1999年(平成11年)4月18日にオープンした。
立川駅周辺には北口に、既にJRが駅ビルとしてルミネを有していたほか、伊勢丹、高島屋、丸井といった百貨店が存在していた。そこで、駅ビルと百貨店の中間的な商業施設として計画された。百貨店としてのノウハウが必要なため、阪急百貨店と合弁で運営している。そのため、ジェイアール東日本商業開発には、JR東日本のほか、阪急百貨店、ルミネが出資している。
伊勢丹や高島屋は中高年層の顧客が多く、ルミネや丸井は若年層の顧客が多いことから、グランデュオは20代後半~30代の女性をメインターゲットにしている。
グランデュオの1階は橋上の改札階で、1階の下には地上までの間に2フロアあり、そこはグランデュオとは独立の商業施設「サザン」となっている。グランデュオとサザンは、エスカレータではつながっておらず、エレベーターか、いったん外に出て自由通路の階段かエスカレータを通らなければ移動できない。
[編集] 名称およびロゴ
グランデュオという名称は、英語で「素敵な」という意味のGRANDとドイツ語で「二重奏」という意味のDUOを組み合わせた造語。顧客と社員、駅ビルと百貨店の複合業態、地域と店の共存共栄という三つの意味がこめられている。
グランデュオのロゴは、アルファベットのGとDをタマゴ状にデザインしたもので、「ジョイフルエッグ」という。仲條正義氏がデザイン。タマゴがGとDの2文字からできているのは、店名の背景である「2つの個性がひとつになって、もっと楽しい個性に育てていく」という願いと理想を表現している。
[編集] フロア構成
- レストラン&サービスフロア(6~8階)
- 8階 ビューティ&リラクゼーション:ヘアサロン、エステティックサロン、ジュエリー、自然食品店など
- 7階 立川中華街:中華料理専門店街
- 6階 シェフズダイニングガーデン
- ファッションフロア(1~5階)
- 5階 リラックスファッション&パーツ
- 4階 キャリアファッション
- 3階 アドバンスファッション
- 2階 アーバンファッション
- 1階 スタイルアップグッズ&フーズ
ファッションフロアは、ファッションライフスタイル提案型のショップで、男女のファッションをフロアで分離しないクロスセックスショップとなっている。
7階は「立川中華街」と称し、フロア全体が中国の街並み風のテーマパーク的なレストラン街になっている。中華料理店17店(広東、香港、上海、北京、四川、台湾)・中華食材店・中国系の物販店で構成されている。