ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣
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ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 | |
監督 | 本多猪四郎 特技監修 = 円谷英二 |
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製作総指揮 | 田中友幸 |
製作 | 田中文雄 |
脚本 | 小川英 |
出演者 | 久保明、高橋厚子 |
音楽 | 伊福部昭 |
撮影 | 完倉泰一 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1970年8月1日 |
上映時間 | 84分 |
『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦! 南海の大怪獣』(ゲゾラ・ガニメ・カメーバ けっせんなんかいのだいかいじゅう)は1970年8月1日に公開された東宝製作の特撮映画作品。
目次 |
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 概要
宇宙から侵略者が南洋の孤島にやってきてイカ、カニ、カメにのり移って怪獣となり、地球征服の準備を始める。その孤島へ調査にやってきた日本の生物学者たちは島民たちと一緒にそれらの怪獣たちと戦うのだった。
当初、ヒロイン役は高橋紀子が予定されていたが、結婚のため出られなくなったため高橋厚子に交代した。高橋厚子は、この直後にテレビドラマ『アテンションプリーズ』 (TBS) のレギュラーに抜擢されるが、教官役の佐原健二とは先にこの作品で共演していたことになる。
[編集] 登場怪獣
[編集] 宇宙生物
無人宇宙船ヘリオス7号に付着して地球に飛来した液状生命体。他の生物に取りついて怪獣化させる能力を持つ。また人間に取り付く事で会話することも可能。
コウモリやイルカが出す超音波が弱点であり、これを食らうと混乱する(カメーバとガニメはこれで同士討ちをした)。輸出時にはヨグという名称がつけられた(というよりこの生物が憑依した三大怪獣がヨグと呼ばれていた様だ)。
[編集] 大いか怪獣 ゲゾラ
宇宙生物がカミナリイカ(モンゴウイカ)に憑依して誕生した怪獣。なお、体温は0度であり、熱に弱い。
- 体長:30メートル
- 体重:2万5千トン
『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)ではライブフィルムとして登場した。
[編集] 大蟹怪獣 ガニメ
宇宙生物がカルイシガニに憑依して誕生した怪獣。劇中では2体登場。
- 体長:20メートル
- 体重:1万2千トン
[編集] 大亀怪獣 カメーバ
※カメーバの項目を参照。