コサキン
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コサキンは浅井企画の後輩先輩で親友同士でもあるタレントの小堺一機と関根勤が組んで活動するときの名称、あるいは二人がパーソナリティーをしているラジオ番組を指す。
コサキンという名称は小堺一機の「コサ」と関根勤の勤を音読みした「キン」を合わせたもの。かつて関根が「ラビット関根」を名乗っていた頃は「コサラビ」だった。ライブなど地道な活動を行っていた(なお、コントの際は小堺がツッコミで関根がボケ)が、TBS系「欽ちゃんの週刊欽曜日」での風見慎吾のバックダンサーを経て、テレビ朝日系「欽ちゃんのどこまでやるの!?」の「クロ子とグレ子のいつまでやるの?」コーナーで2人の知名度が上がり、1987年秋、2人での初の冠番組「コサキン勝手にごっこ」以降、全国的に認知されるようになった。
いっぽう、1981年放送開始の二人でのラジオ番組は四半世紀に及ぶ長寿番組になっている。雑誌「ラジオパラダイス」のパーソナリティ人気投票にて、当初は「小堺一機」「関根勤」「コサキン」で票が割れていたが、とあるリスナーの呼びかけから投票を「コサキン」に一本化。それ以降、つねに上位を争う存在になったというエピソードもある。
なお、当初事務所側は二人をコント55号に続くコンビとして売り出そうと考えていたようだが、二人は「あくまでもピンで」と答えて断っている。「コサキン」はコンビ名ではなく、あくまでも関根勤・小堺一機というタレントが一緒に仕事をする時の通称である。また、これにルー大柴が加わった時はコサキンルーと呼ばれる。
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[編集] ラジオ番組「コサキン」
ラジオ番組については、コサキンDEワァオ!を参照のこと。
[編集] コサキンが登場したテレビ番組
- レギュラー
- 欽ちゃんのどこまでやるの!?(テレビ朝日系)
- パパ大好き!(TBS系)
- コサキン勝手にごっこ(日本テレビ系)
- ザッツ!コサキンルーの怒んないで聞いて!!(TBS系)
- 単発
このほか、小堺司会の『ライオンのごきげんよう』に関根がゲスト出演した際や、日本テレビ系の『ダウンタウンDX』へ二人がゲスト出演した際などもコサキンの二人独特のノリでトークを進めることが多い。
[編集] 著作
コサキンDEワァオ!関連は番組の記事を参照のこと。
- 小堺一機関根勤の社会学 ベターチョイス・ライフのすすめ(CBSソニー出版、ISBN 4-7897-0198-0、1985年)- 社会学と銘打たれているが、内容は二人によるシチュエーションコントを台本風にまとめたもの。小堺の小説、関根のエッセイも収録。
[編集] DVD
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