ジェイク・ピーヴィー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェイク・ピーヴィー(Jacob Edward Peavy, 1981年5月31日 - )はメジャーリーグ、サンディエゴ・パドレスの投手。アメリカアラバマ州モービル出身。
2002年にメジャーデビュー。2004年にはランディ・ジョンソンらを抑えて最優秀防御率のタイトルを獲得。また、2005年には、打線の得点力不足で13勝に終わるも、216奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得。
独特のスリークウォーター気味のフォームから150キロを越える速球と鋭いスライダー、シンカーが武器で、投球回数以上の三振を奪える。制球がよいことから、「グレッグ・マダックスⅡ世」と呼ばれたり、独特のフォームがケヴィン・ブラウンに似ている事から「ケヴィン・ブラウンⅡ世」と言われる。
2006年5月22日のアトランタ・ブレーブス戦では7回を投げ16個もの三振を奪った(球団記録:しかし負け投手になっいる)。
バリー・ボンズに700号ホームランを献上も、「次は真っ向勝負で三振を奪う」と宣言。将来楽しみなパドレスの若きエースである。
2006 ワールド・ベースボール・クラシック米国代表に選ばれ、1次リーグのメキシコ戦で好投した。2次リーグでは日本戦で登板した。
ピーヴィーという姓は日本人には発音しにくいこともあり、日本のメディアではピービー、もしくはピービと表記されることが多い。
[編集] 獲得タイトル・記録
[編集] 年度別成績
年度 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 防御率 | 試合 | 先発 | セーブ | イニング | 被安打 | 失点 | 自責点 | 被本塁打 | 四球 | 奪三振 |
2002 | SD | 6 | 7 | 4.52 | 17 | 17 | 0 | 97.2 | 106 | 54 | 49 | 11 | 33 | 90 |
2003 | SD | 12 | 11 | 4.11 | 32 | 32 | 0 | 194.2 | 173 | 94 | 89 | 33 | 82 | 156 |
2004 | SD | 15 | 6 | 2.27 | 27 | 27 | 0 | 166.1 | 146 | 49 | 42 | 13 | 53 | 173 |
2005 | SD | 13 | 7 | 2.88 | 30 | 30 | 0 | 203.0 | 162 | 70 | 65 | 18 | 50 | 216 |
2006 | SD | 11 | 14 | 4.09 | 32 | 32 | 0 | 202.1 | 187 | 93 | 92 | 23 | 62 | 215 |
Total | ' | 57 | 45 | 3.51 | 138 | 138 | 0 | 864.0 | 774 | 360 | 337 | 98 | 280 | 850 |
[編集] 所属球団
- サンディエゴ・パドレス:1999年-
2006 ワールド・ベースボール・クラシックアメリカ合衆国代表 |
---|
1 マイケル・ヤング | 2 デレク・ジーター | 3 ケン・グリフィー・ジュニア | 5 マット・ホリデー | 6 ヴァーノン・ウェルズ | 7 ジェフ・フランコーア | 8 マイケル・バレット | 10 チッパー・ジョーンズ | 13 アレックス・ロドリゲス | 18 ジョニー・デイモン | 19 アル・ライター | 20 ヒューストン・ストリート | 21 ランディ・ウィン | 22 ロジャー・クレメンス | 23 マーク・ティシェイラ | 24 ブライアン・シュナイダー | 25 デレク・リー | 26 チェイス・アトリー | 32 チャド・コルデロ | 33 ジェイソン・ヴァリテック | 35 ドントレル・ウィリス | 36 ジョー・ネイサン | 38 ゲーリー・マジュースキー | 39 ダン・ウィーラー |40 ブライアン・フエンテス | 45 ジェイク・ピーヴィー | 50 マイク・ティムリン | 54 ブラッド・リッジ | 59 トッド・ジョーンズ | 61 スコット・シールズ |
監督 バック・マルティネス | 項 | |