セクシャルバイオレットNo.1
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セクシャルバイオレットNo.1 | ||
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桑名正博 の シングル | ||
リリース | 1979年7月21日 | |
ジャンル | ポップス | |
レーベル | RVC | |
チャート順位 | ||
売上枚数 | ||
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桑名正博 年表 | ||
スコーピオン (1979年) |
セクシャルバイオレットNo.1 (1979年) |
THE SUPER STAR (1979年) |
『セクシャルバイオレットNo.1』(-ナンバーワン)は、桑名正博のヒット曲。1979年7月21日にRVC(現在はBMG JAPANに吸収)から発売。
[編集] 解説
ファニーカンパニーのフロントマンとしてデビューしたものの、芽が出ないままソロ歌手として再デビューした桑名正博の代表曲。
1979年にカネボウのキャンペーンCMソングとして発売され、この後1980年代に入ってもヒットメーカーとして名を馳せる事となる、作詞・松本隆、作曲・筒美京平のコンビでA・B面共に製作された。
当時化粧品のCMソングに起用された楽曲はどれもヒットする状況下にあり、本作もそれまで『サード・レディー』のスマッシュヒット(オリコンでの累計売上11万枚)に留まっていた桑名を一躍有名にするほどのヒットを記録し、オリコンチャートでも3週に渡り1位を記録した。
しかし、桑名は本作以降目立ったヒット曲が出ず、現在では一発屋の扱いを受けることが多い。セールスとしても後世に残るほどの大ヒットには至っていないが、何よりインパクトのあるタイトルと、歌謡曲やニューミュージックのジャンルに当てはまらない曲調は印象的であり、現在でも本人が音楽番組で往年のヒット曲として歌唱することも度々ある。
なお、オリコンチャートでは本作の前にさだまさしの『関白宣言』が1位を獲得しており、本作の次にはさだの『親父の一番長い日』が1位になっている。本作は『関白宣言』の前に3週連続で2位に甘んじており、その後1位を獲得した経緯がある。本作が1位になっている間も『関白宣言』が2位をキープし、本作が3週連続1位になった週は2位と3位にさだの2作がチャートインしていた。そのため、本作によってさだまさしの"同一歌手による別作品での連続チャート1位"を防いだことになる(当時シングルチャートでは藤圭子とピンク・レディーのみしか達成していない記録であった)。
[編集] 収録曲
- セクシャルバイオレットNo.1
(作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:桑名正博 & TEAR DROPS、戸塚修) - You're my baby
(作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:桑名正博 & TEAR DROPS、戸塚修)
オリコン週間シングルチャート第1位 1979年10月8日付~1979年10月22日付(3週連続) |
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前作: さだまさし 『関白宣言』 |
桑名正博 『セクシャルバイオレットNo.1』 |
次作: さだまさし 『親父の一番長い日』 |