テイルズオブジアビス
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テイルズ オブ ジ アビス | |
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ゲーム | |
ゲームジャンル | ロールプレイングゲーム |
対応機種 | プレイステーション2 |
開発元 | ナムコ・テイルズスタジオ |
発売元 | ナムコ (現・バンダイナムコゲームス) |
プロデューサー | 吉積信 |
キャラクターデザイン | 藤島康介 |
メディア | DVD-ROM 1枚 |
プレイ人数 | 1~4人 |
発売日 | 2005年12月15日 |
販売価格 | 7,140円(税込) |
売上本数 | 52万本 |
レイティング | CERO: 全年齢 |
キャラクターボイス | フルボイス (一部サブイベント除く) |
小説 | |
著者 | 矢島さら |
イラスト | 中嶋敦子 |
出版社 | エンターブレイン |
レーベル | ファミ通文庫 |
巻数 | 既刊5冊 |
小説 | |
著者 | 結城聖 |
イラスト | 松竹徳幸 |
出版社 | 集英社 |
レーベル | スーパーダッシュ文庫 |
巻数 | 既刊6冊 |
漫画 | |
原作・原案など | ナムコ |
作画 | 玲衣 |
出版社 | メディアワークス |
掲載誌 | 電撃マ王 |
巻数 | 既刊2巻 |
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『テイルズ オブ ジ アビス』 (TALES OF THE ABYSS) は、2005年12月15日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション2用RPG。テイルズシリーズの第8作目であり、“シリーズ誕生10周年記念ソフト”として発売された。テイルズ独特の固有ジャンル名は今作では『生まれた意味を知るRPG』。
目次 |
[編集] 概要
略称は「アビス」(「ジアビス」)、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOA」。
The 9th CESA GAME AWARDS FUTUREを受賞(詳細)し、その後日本ゲーム大賞2006優秀賞(詳細)を受賞した。
キャラクターデザインは藤島康介。スタッフは『テイルズオブシンフォニア』を担当したメンバーで構成された。本作の最大の特徴として、世界観に“音”が深く関わっている。このため、本作では従来のシリーズ作よりも音楽の比重が増している。その事は本作のジャンル名「生まれた意味を知るRPG」が、主題歌「カルマ」の歌詞の1節から採られている事からも判る。BGMの一部はBUMP OF CHICKENの藤原基央が手がけており、それらの評価も高い。
内容自体の評価も高く、10周年の肩書きに恥じない物であった。藤島の描くキャラクターの人気もシリーズ中で高い。電撃プレイステーション誌上の2006年ソフト大賞で第2位、ストーリー部門では第1位、サウンド部門では第2位、キャラクター部門では主人公のルークが第1位を獲得した。公式HPでの第3回人気投票でも本作のキャラクターは、ベスト5に3人がランク入りをした。ちなみにベスト30の中には8人ランクインしており、内3名はパーティキャラではない[1]。
シンフォニアで導入された3D技術が向上され、前作で問題視されていた演出面も過去シリーズと比較すれば派手になっているが、製作期間が約1年と短く、更に早い段階で詳細な発売日が決まっていた為、調整不足で見切り発売され、バグ(操作で進行不可能になるものや、最初からやり直しになる場合もある)や誤植が非常に多い。さらにロードがシリーズ中でも特に長いものになってしまい、その点の批判は多い。
米国版は2006年10月10日に発売。OPテーマがインストゥメンタルのカルマに変更、一部キャラクターに新技が追加される等、日本版にはない新要素がみられるため、一部ファンからは米国版の要素を追加したインターナショナル版(もしくは完全版)の発売が望まれている。なお、先述の秘奥義は一部改造ソフトによって日本版でも技名とカットインのみ(技によっては作りかけのモーション)を見る事ができる。 2007年6月28日に発売予定の廉価版で、これらの要素が追加されるかどうかは不明。
[編集] シナリオ
作品のテーマは「生まれた意味を知るRPG」とあるように、死生観を含め生きる意味・生命の価値を扱う等、ライトRPGに分類される本シリーズの中では異彩を放っている。
シナリオでは外界から隔絶された環境で育った主人公が、世界の存亡を賭けた対立の中で成長し、世界を知ると同時に自分自身を知っていく過程が描かれている。そして、その意志が世界の運命を左右する事となる。
序盤、無知故に傲慢な子供として描かれていた主人公が、契機となる重大な事件を経る事で己自身の変化を望み、挫折や絶望を体験しながらも成長していく。プロデューサーの吉積信氏は雑誌のインタビューで「ルークは現社会で問題になっているニートや引きこもりを題材とした」と語っている。
また今作は、今まで以上に勧善懲悪的な展開を廃す為、敵陣営の描写にも力が入れられており、プレイヤーが主人公達と共に常に迷いながら成長していく作りを意識している。正に人の心の闇を描いた作品といえる[2]。
[編集] 世界観
『テイルズオブファンタジア』、『テイルズオブシンフォニア』は北欧神話を題材としているが、今回は旧約聖書を題材としている場面が多くある。その例としてセフィロトと魔界(クリフォト)の存在があり、この二つは旧約聖書の有名な用語である。
世界「オールドラント」は二つの国家「キムラスカ」と「マルクト」に二分され、唯一の宗教「ローレライ教」を信仰している。 「預言」を信仰するローレライ教は、政治経済はもとより人々の生活の末端までを予測し、人々はこの預言に従い生活する事を善とする風潮がある。 預言を信仰するあまり、保守的なローレライ教団の派閥の一部は預言に詠まれた通りの事実を捏造する為、世界各国への影響力を行使し、過激な戦争や政争を起こし、預言通りに多くの犠牲を生んできた。
キムラスカとマルクトは近年長く紛争中で、ゲーム開始時期では開戦を間近にした極度の緊張状態であり、冷戦のような状況となっている。
[編集] ストーリー
[編集] プロローグ
今より2000年の昔。第七音素(セブンスフォニム)の発見により、惑星の誕生から消滅に至る未来までを記した「星の記憶」の存在が確認された。そして星の記憶を巡って惑星オールドラントの戦乱の時代が始まる。
長きに渡る戦いは大地を疲弊させ、毒を含む障気を生み出した。人々は、星の記憶を読み取る譜術士ユリア・ジュエの詠んだ預言に従い、大地深くに障気を封じ込めた。
時は流れて、現代。
世界はキムラスカ・ランバルディア王国とマルクト帝国の二大国に分割され、危うい平和の均衡を保っていた。だが本当に人々の心を支配していたのは、両国の王ではなく、ユリアの教えを守護するローレライ教団によって、世界に発せられる「預言(スコア)」であった。
キムラスカ王国のファブレ公爵の一人息子ルーク。彼は幼い頃マルクト帝国に誘拐されかけたショックで記憶喪失となり、以後は屋敷だけの生活で軟禁状態になった。退屈な毎日だったが、ヴァンとの剣の修行だけが唯一の楽しみだった。ある日、ヴァンと剣の修行をしていた時、突如ティアが現れてヴァンを殺そうとする。止めようとしたルークは偶然(擬似)超振動が起き、ティアと一緒に外へ飛ばされてしまう。
初めて外の世界に足を踏み入れたルーク。これから彼の運命が大きく変わってゆく事になるなど、彼は当然知る由もない・・・。
[編集] キャラクター
詳しくはテイルズオブジアビスの登場キャラクター一覧を参照のこと。
[編集] システム
[編集] 戦闘システム
新戦闘システムFR-LMB(フレックスレンジ-リニアモーションバトル)。テイルズオブシンフォニアで採用された「ML-LMBS(マルチライン-リニアモーションバトルシステ)」をベースとして、改良、変更を行ったもの。本項では、その変更、追加点について記述する。
- フリーラン:ML-LBMSで問題視されていた、プレイヤーキャラの移動における不自由さを解消したシステム。キーカスタマイズで設定したボタン(デフォルトではL2)を押しながら左スティックを操作することで戦闘フィールドを自由に駆け回ることが可能。
- FOF(フィールド・オブ・フォニムス):属性攻撃を行った後にフィールド上に発生する円陣。同属性の攻撃を行うことで蓄積される。白色と色つきの二種類が存在し、フォニムが完全に溜まり、様々な効果が得られるものが後者である。特定の術技をFOF上で使用すると一段階上の属性攻撃に変化、特定の術技の発動中にFOFが発生すると連携数を増加させることが出来、戦闘の戦略性を上げている。
- オーバーリミッツ:ML-LBMSでは強制的に発動したオーバーリミッツだが、今作ではゲージを溜めて任意のタイミングで発動させることが出来る。発動中はダメージ軽減、仰け反り回避、攻撃力増加などの効果を得られ、奥義連携後やFOF変化技中に○ボタンを押していることで「秘奥義」が発動する。
- AD(アディショナル)スキル:レベルやC(キャパシティ)・コアのレベルアップボーナスに応じて習得できる戦闘時用の特殊効果。バックステップから完全仰け反り回避まで多種多様で、冒険が進むに連れてスキルが増えてゆき、戦略の幅が広がる奥の深い仕様である。一部ADスキルでは特技を二回連携する、連携の順序を変えるなども可能。
[編集] フェイスチャット
最近では定番となりつつある、キャラ同士の会話が楽しめるシステムの一つ。場所や時などの条件に応じて発生し、ボタンを押すことで見ることができる。ストーリーに関係するものから雑談まで内容は様々で、その数は計り知れない。特にシンフォニアの「スキット」と違いは無い[3]。会話のほとんどはパーティメンバーの6人+ミュウやイオンだが、場合によってはヴァンやアッシュが会話に加わる。参加人数は最大8人で、画面をフルに使って会話が展開される。
[編集] 称号
初代以降の御馴染みのシステム。ストーリー進行や特殊な条件、サブイベントなどによって手に入る。今作ではこれまでのようなレベルアップボーナスや能力値補正ではなく、移動時に特殊効果が付加される形になった。中にはテイルズオブシンフォニア同様キャラの服装が変わるものがあり、一味違った戦闘やイベントを楽しむこともできる。特定の称号をつけて移動、戦闘などを行うと、専用のフェイスチャットを鑑賞できる。
[編集] タウンリンク
本作では物価は固定されておらず、ストーリーの進行に伴った各地の状況に合わせて変動する。戦時中などは物価の高等や売り切れが頻発し、反して戦争状態が終結すれば新商品の入荷や物価の下落が起こる。この物価の変動を利用してガルドを稼ぐことも可能。そのためか、本作はシリーズ中でも物価がかなり高めである。
[編集] キーワード
[編集] 言語
昔は「古代イスパニア語」という言語が用いられていたが、単語の変化が起こり、言語もろとも変化し現在の「フォニック言語」と化した。よって、古代の遺跡には基本的に古代イスパニア語で記述されており、古代イスパニアで動作する譜業も存在する。単語が変化しただけなので古代イスパニア語は現在の言語と文法は大差はなく、習得は容易である。よって、現在オールドラントでは当たり前のように学ばれており、自分の子の名前に古代イスパニア語を利用することも多い。
ちなみに、「イスパニア語」とはスペイン語の別称である。
[編集] 魔界(クリフォト)
外殻大地の内側に存在する、「障気」という物質に汚染された空間。過去、何らかの理由で世界中に障気が発生する。当時の人々は、人類の生存可能な場所を求め、ユリアシティのみを残して外殻大地全体を押し上げる計画を発案し、「セフィロト」と呼ばれる浮力発生機関でそれを実行に移した。その際に、外殻大地の奥深くに出来上がった空間のことをいう。しかし、本編の描写では「外殻大地が魔界に落ちた」とのセリフ等があることから、「どこまでが魔界であるか」は明確に示していない。
余談になるが、今作のクリフォトの由来は、旧約聖書に記載されているユダヤの神秘主義カバラの象徴でもある生命の樹(セフィロト)を逆さまにした構造を持った邪悪の樹が由来とされている。キムラスカ・ランバルディア王国は、セフィロトの名を由来としているマルクト帝国とは違い、カイツール(=醜悪)、アクゼリュス(=残酷)を含む全ての都市名にクリフォトの名前が使われている。
[編集] 障気
外殻大地浮上計画の原因となった物質。 毒性があるが、気体の状態であれば、長時間継続して吸い込まなければ死亡には至らない。しかし、液体状態の物は毒性が強く(「毒性」で片付けられるかは微妙だが)、一度沈んだだけで即死に至るほどである[4]。
[編集] 音素
音素(フォニム)は世界を構築する元素の一端。また、元素から離脱した存在と考えられることもある。音素はその性質ごとに第一音素から第六音素までに分類され、それぞれ順に闇・地・風・水・火・光の属性を持つ。各音素の量や割合が違えど、この世の全ては例外なく音素を内在しており、内在された音素はそれぞれ固有の振動と音を発する。別の存在に内在された音素の振動数が一致する事は極めて稀であり、音素の振動数は物質の些細な個性にも大きく影響しているものと思われる。
音素は一定以上の量が集まると自我を持つとされており、その存在は確認されている。自我を持った音素は意識集合体と呼ばれ、それぞれ第一音素シャドウ、第二音素ノーム、第三音素シルフ、第四音素ウンディーネ、第五音素イフリート、第六音素レム、と言う名前で呼ばれている。
後に“音”の属性を持つ七番目の音素、すなわち第七音素(セブンスフォニム)の存在が明らかになったが、第七音素は比較的新しく(およそ2000年前)発見された音素で、まだ詳細は分かっていない。第七音素も一定量以上が集合すると自我を持つとされているが、存在は確認できていない。集合体名としてローレライと呼ばれている(詳しくは下記)。
余談だが、音素及びフォニムは実在する言葉である。しかし、上記の通りテイルズオブジアビスの世界観ではどちらからも違う意味で使われている。
[編集] 譜業と譜術
譜業とは音素を用いた科学技術の総称であり、その中でも特に音素を原動力とした機械を音機関と呼ぶ。熱エネルギーとして利用可能な火の属性を持つ第五音素が主に原動力として用いられるが、種類によっては光属性の第六音素が用いられる事もある。また、創世暦時代の音機関には第七音素を原動力とする音機関も多々存在している。現在、キムラスカ・ランバルディア王国のベルケンド・シェリダンで譜業の研究・製造が盛んである。ジェイドが理論を開発したフォミクリーも譜業の一種である。
音素を原動力とする譜業に対し、音素そのものに干渉する事で魔術的奇跡を起こす技術が譜術である。譜術は何の道具も用いずに人間の思考・集中のみで行使することも可能だが、何かしらの媒体を介して行う事でより強力かつ大規模な譜術を行使することも可能(音素で描かれた譜陣を介する方法などがある)。キムラスカ王国では譜業が盛んなのに対し、マルクト帝国では譜術が盛んである。現に、マルクト兵には比較的譜術士が多い。譜術を使う者は譜術士(フォニマー)と呼ばれる。
特に第七音素を扱う譜術士は第七音譜術士(セブンスフォニマー)と呼ばれるが、第七音素を扱うには特別な素質が必要で、その素質を持つものは少ない。第七音素には癒しの力や同じ第七音素である預言(スコア)を読み解く力がある為、素質を持った人間の少なさと相まって第七音譜術士は特に重宝される。また第七音素を使う術の中でも特殊な譜術として、代々ローレライ教団の導師に受け継がれるダアト式譜術がある。ダアト式譜術は譜石のかけらからその譜石の全ての預言を詠む、星の存亡に関わる特殊な預言(惑星預言(プラネット スコア))を詠む、などが可能。戦闘面においては格闘技と譜術を組み合わせた譜術で、詠唱無しでの瞬時の譜術の発動(一例としてアカシック・トーメント)、他人の体にある譜陣を刻むことでその者の殺意をかきたて意のままに操る(カースロット)などが行える。いずれも体中の第七音素を使用する為疲労が激しく、ダアト式譜術を行える素質があるか否かが、導師として選ばれる条件の1つとなっている。
[編集] 超振動
同一の振動数を持つ音素同士が干渉しあう事で発生する、ありとあらゆる物質を分解し再構成する現象。同位体の音素同士が干渉しあう事で発生するが、完全同位体が存在する確率は極めて低いので超振動はそうそう発生する事はない。また、超振動と第七音素は密接な関係にあるようで、第七音素を媒体とすることで超振動の規模を拡大する事が可能である。物語終盤では、ルークがローレライの剣によってレプリカから収束させた第七音素を使い、オールドラント全土の障気を消滅させる事に成功している。
なお、振動数が同じでなくとも、第七音素同士が干渉しあう事で超振動に似た現象が発生する場合がある(ゲーム開始直後のティアとルークの間に発生したもの)。この現象を擬似超振動と呼ぶ。その規模や分解の度合いは超振動に比べ六割減と言われているが、物質を消滅させるには充分過ぎる程の巨大な力である。擬似超振動はレプリカを作る際に一瞬第七音素を共有する事によっても起きる。
超振動同士が干渉しあう事で発生し、全ての音素の力を無力化する力があるとされ、この力を第二超振動と呼ぶ。
[編集] ローレライ
一定量以上集合して自我を持った、第七音素の意識集合体の存在。他の意識集合体と違いローレライの存在は未確認であるが、第七音素にも他の六音素と同様に一定量以上集合すれば自我を持つ性質があると考えられている。ルークとアッシュはローレライ、即ち純粋な第七音素と同じ音素振動数を持っており、その為かしばしばローレライからのテレパシーを受けていた。ルークとアッシュが単独で超振動を起こせる理由も、第七音素と同一の音素振動数を持つ事にあると思われる[5]。
[編集] ユリア・ジュエ
およそ2000年前に起きた譜術戦争末期に生まれたホド出身の天才譜術士。ヴァンやティアの先祖で、第七音素から惑星オールドラントの運命を未来視し、7つの惑星預言(プラネット スコア)を詠む。波乱に満ちた一生を送り、最期はホドで亡くなったとされる[6]。
[編集] ローレライの鍵
ローレライはかつてユリア・ジュエに力を貸し、世界を救ったと言われている。その時ユリアが用いたのがローレライの鍵である。
ローレライの鍵は第七音素で出来た剣と宝珠(響律符(キャパシティ・コア))からなる、譜術の触媒の一種である。剣には第七音素を収束する力が、宝珠には第七音素を拡散させる力がある[7]。
[編集] 預言
預言(スコア)は譜術戦争末期、ユリアがローレライとの契約により導き出した預言。
戦争の様な大規模な出来事から個人のある1日の夕食の献立まで、2000年間に渡るオールドラントの歴史が事細かに詠まれている。預言は譜石に刻まれ、そこから第七音素を用いて詠むものであるが、ユリアの預言が刻まれた譜石はその内容の膨大さゆえに山ほどの大きさの譜石7つにもなる[8]。ユリアの預言が大繁栄を予知したものであるというのを前提として、預言を用いて人々を大繁栄に導く為に設立されたのが「ローレライ教団」である。
[編集] フォミクリー
第七音素を利用することにより物質のレプリカを創り出す(複製する)技術。第七音素を被験者(オリジナル)のフォンスロットに注入し、被験者を構成する音素を人為的に粒子レベルで揺らぎをおこさせる。この揺らぎに生じるレプリカ情報をフォニミンという薬品で抜き取り、音機関を使用してレプリカを創り出すことができる。
フォミクリーは無生物に限らず、生物(即ち人間)のレプリカを創り出す事も可能である(この場合「生体レプリカ」と呼ばれる)。ただし、フォミクリーによって創り出せるものは本物に限りなく近い模造品なので、被験者とレプリカを比較した場合、レプリカは明らかに能力が劣化しているほか、被験者の記憶や経験などを引き継がせることはできない。また、レプリカ情報を引き抜かれた被験者に副作用が発生する場合がある。最悪の場合、音素乖離を引き起こし、死亡する可能性もある。この異変が発生するのは無機物で10日以内であり、生物の場合は更に早い。
かつては、第一~第六音素を使用していたが、その後第七音素の方が効率が良いことが発覚し、現在のようになった。ストーリー中でヴァンの野望に関係するのは、第七音素を使用したレプリカである。レプリカの元素の結合を行うのも同じく第七音素であり、ヴァンのもう一つの目的である「第七音素(ローレライ)の消滅」を行うと音素が乖離してレプリカが消滅することになる、という大きな矛盾が発生している(応用を考えていた可能性がある)。
フォミクリーは元々ジェイドが譜術を用いた理論を考案したものだったが、レプリカネビリムによる惨劇が起こってしまった為、マルクト軍にてディストと共に研究を進め、改良と譜業化に成功。これが現在のフォミクリーになる。ちなみに、ジェイドの「戦場で死体を漁る」と言う噂や「死霊使い(ネクロマンサー)」の二つ名は、この研究の際に必要なレプリカ情報を戦場で瀕死の人体から抜き取っていた事に由来するもの。しかし、後にフォミクリーにかけると被験者の体に悪影響が出ることが判明し、これにより実用化には程遠いと研究を放棄。生体フォミクリーを禁忌とした。
[編集] 同位体
全く同じ音素振動数を持つ2つの存在。完全同位体とも。同位体によって引き起こされる超振動はその圧倒的破壊力から戦争での使用が期待されている為、フォミクリーによる同位体の作成はキムラスカ・ランバルディア王国、マルクト帝国の両国がもっとも力を注いでいる研究対象である。ただし、今の技術では被験者と同じ音素振動数を持つレプリカを意図的に創り出すことは不可能であり、生体レプリカが禁忌とされているのでこの先には実証不可能となる。
また、フォミクリーによって同位体が生まれた場合、被験者とレプリカの間に「大爆発(ビッグ・バン)」という現象が起こる可能性があると考えられている。この現象は被験者にゆるやかな音素乖離が発生し、それによって被験者が死亡したときに被験者とレプリカの間に特殊なコンタミネーション現象(ある物質が音素レベルにまで分解し、別の物質と融合する現象)が発生して被験者がレプリカと融合するというもの。被験者と融合したレプリカは被験者とレプリカの両方の記憶を持ち、人格は被験者のものとなる。つまり、実質的には被験者がレプリカを吸収する形になる。
ただし、完全な大爆発を発生させるにはコンタミネーション現象が起きる際に、他の物質や音素が混じらない様な特殊な力場が必要で、その力場は人為的に作らなければ実現は到底不可能と言われるなど非常に厳しい条件を揃えなければ発生しない。そもそも同位体が滅多に存在しない為、大爆発が起こりうる確率は限りなく0に近い。
[編集] フォンスロット
生物、無生物を問わずあらゆる物質に存在する、音素の要点(ツボ、もしくは急所の様なもの)。音素の働きは音素を内在した物質の働きと密接に関係している為、フォンスロットに干渉する事で物質の活性化、もしくは弱体化を図る事が可能。
[編集] 響律符
響律符(キャパシティ・コア)は譜石を削って作られた装飾具。装着するもののフォンスロットに干渉し、身体能力の向上や譜術能力の強化などと言った付加効果を発揮する。装着者にどの様な効果が表れるかは、響律符に刻まれている譜の内容によって変化する。ミュウが身に着けているソーサラーリングも響律符の一種。 ちなみに、響律符は広く一般的に流通しているが、これらの響律符は戦闘用の響律符とは違い、装着者への付加効果は無いに等しいアクセサリーである。
[編集] 封印術
封印術(アンチフォンスロット)は、対譜術士用に開発された譜術兵器。見た目はサイコロに似ている。対象のフォンスロットを閉じる事で音素の働きを抑え、譜術の威力を格段に抑える力がある。また、音素の働きが抑えられた副作用として、運動能力も低下する。ジェイド曰く「重りを付けられて海中散歩させられている様な感覚」らしい。作中では、本来はイオンに使用する予定だったようだが、結果的にはジェイドに使用された。
運動能力も低下させる事も出来るため、対譜術士に限らず、非殺傷目的の対人用兵器として非常に有効だが、封印術(アンチフォンスロット)1つ作成するのにマルクト帝国の国家予算の10分の1相当の費用が掛かるらしく、当然ながら実戦投入はされていない。
[編集] セフィロト
大地にあるフォンスロットの中で最も強力な十箇所の事。最大のセフィロトは「アブソーブゲート」と「ラジエイトゲート」。セフィロト内にはパッセージリング と呼ばれる古代の音機関が設置されており、これが記憶粒子(セルパーティクル)の圧力によって外殻大地を支えるセフィロトツリーを作り出している。パッセージリングの耐用年数は約二千年とされており、アクゼリュスから瘴気が溢れ出したのはリングの耐用年数が過ぎた為と考えられる。
全てのセフィロトは創世暦時代に考案された三つの防衛機構で護られている。第一段階はダアト式封咒と呼ばれ、これはローレライ教団の導師にしか解呪できない。第二段階はアルバート式封咒と呼ばれ、第八セフィロトであるホドのセフィロトと第五セフィロトであるアクゼリュスのセフィロトによってすべてのセフィロトのパッセージリングを操作できないようにした物である(劇中では結果的にヴァンによってホドのセフィロトが、ルークによってアクゼリュスのセフィロトが消滅したため無効化されたのでシュレーの丘を訪れた時点でははじめから解かれている)。第三段階はユリア式封咒と呼ばれ、ローレライ教団の始祖ユリアがセフィロト内に様々な仕掛けを作る事によって施した。また、すべての封咒を解除してもパッセージリングはユリアの血を引くものしか起動させることができない。
余談だが、実際のセフィロトは旧約聖書のカバラの書に登場する重要な単語であり、その名前の半数近くがマルクトなどの都市名に使われている(「コクマー」、「ホド」など)。 ちなみに、「ダアト」は別次元に存在するセフィロトで、他のセフィロトの深淵(アビス)の上に存在するといわれ、2番目のセフィロト「コクマー」と3番目のセフィロト「ビナー」(セントビナーの元となった名前。意味は「理解」)を結合する役割を持つとされる。なお、実際のダアトのセフィロトの意味は、「知識」。
[編集] 国家・勢力
[編集] オールドラント
恒星レムの第二惑星であり、衛星にルナを持つ星である。
直径は約11470キロメートル(ちなみに、地球の直径は12756.3キロメートル)、自転周期は約24時間、公転周期は約765日である。1時間は60分60秒、1週間は7日、1ヶ月は58日[9]、1年は13ヶ月としており、各月と曜日には音素集合体(レムやシャドウなど)の名を用いた、独特の名称がある。また、1年分のカレンダーは全年共通である。
開発者のインタビューによると、オールドラントの人間の平均寿命は地球人の約2倍とのことである(例を挙げると、ジェイドはオールドラントの数えでは35歳だが、地球の数えに直し単純計算すれば70歳前後になる)。つまり、これは地球人より歳をとるのが約2倍遅くなるということである。そして、男女両方とも結婚していいのは「16歳」である。
[編集] キムラスカ・ランバルディア王国
キムラスカ・ランバルディア王国は、いまでこそ世界にその名をとどろかせているが、遥か昔にイスパニア国を破るまでは名もない国であった。キムラスカは譜業と音機関を中心に発展してきた。そのため、バチカルをはじめ領内のあちこちに様々な譜業や音機関を見ることが出来る。
首都バチカルは、イスパニア国を破った際に奪い取ったもので、その構造は他に類をみない。譜石の落下によってできた窪みを利用し、そこに住居、施設などが点在している。穴の内壁が城壁となっている要塞都市である。町は垂直状に数段階に分かれ、上は貴族の居住区、下は一般人の居住区となっている。王宮が構えられている頂上は一般居住区から仰ぎ見れば霞がかるほど高い。高低差のはげしい街中は天空客車と昇降機を使って移動する。天空客車は世界でもバチカルにしかない貴重な音機関である。他にも戦士たちが腕を競う闘技場や、ローレライ教団修道院などがあり、世界最大の街として観光客の足が絶えることは無い。
キムラスカは王政で、国王には代々赤い髪と碧の瞳を持つものが即位するという掟がある。赤い髪と碧の瞳こそが王族の他ならぬ証であり、正当な王位後継者の印である。国王は王室に連なる婚姻関係を持ち、後継者同士を結婚させて王位後継者をもうけて血筋を守ってきた。
なお、キムラスカに存在するアクゼリュスを含む都市のほとんどは、旧約聖書に存在する、実際のクリフォトの名称からきており、第一クリフォトである「バチカル」の意味は「無神論」と言う意味である(ちなみに、キムラスカの名前の由来である第十クリフォトの「キムラヌート」の意味は、「物質主義」である)。
[編集] マルクト帝国
ジェイドが所属する国。現皇帝は、ピオニー・ウパラ・マルクト九世。 古来より譜術を中心に発展し、軍隊も譜術士の割合が高くなっている。 首都のグランコクマは「流麗なる水上都市」とも言うべき場所で、都市全体が海の上に位置している。譜術を利用して水を低い場所から高い場所へ引き上げている様な場所もあり、初めて訪れたルークを驚かせた。
かつてはキムラスカの属国に過ぎなかったが、独立し発展、キムラスカに及ぶ大国に成長した。 保持する戦艦タルタロスは物語で重要な役割を担う。
余談だが、マルクトの名の由来は、ホド同様に旧約聖書に登場する10番目のセフィロトの名であり、意味は「王国」である(ちなみに、グランコクマの由来にあたる2番目のセフィロト、「コクマ」の意味は「知恵」)。
[編集] ホド
かつてマルクト帝国の領土にあった島。ガイやヴァンたちの生まれ故郷で、かのユリア・ジュエの最期の地とされる。ガルディオス伯爵の領地で、長年フェンデ家がユリアの譜歌と第七譜石を密かに守ってきた。
創世暦時代にはプラネットストーム構築に大きく貢献したが、一度は譜術戦争で滅び、その後ユリアの力で復興した。およそ15年前のホド戦争の最中、地殻変動によって魔界へ落ち消滅した。この地殻変動はキムラスカ軍の譜業兵器によるものとされているが、実際はホドで行われていたフォミクリーの研究の成果が漏洩するのを防ぐ為に、マルクト軍が擬似超振動によって引き起こしたものである。ちなみに、ホドを魔界に落とした擬似超振動は被験者とレプリカの第七音素を干渉させる事により引き起こされた。この被験者として選ばれたのが当時11歳だったヴァンである。
物語終盤にて、ヴァンによって未完成のホドのレプリカが「栄光の大地エルドラント」として登場するが、ルークの超振動によって崩壊し、巨大な廃墟となる[10]。また、このエルドラントは本作のラストダンジョンでもある。
ホドの文化についての詳細は不明だが、ホド特有の剣術「アルバート流」が盾を持たない剣術である事や、「カタナ」「ハマユミ」などの武具の説明などから、テイルズオブデスティニー及びテイルズオブデスティニー2のアクアヴェイルの様に和風な一面を持つ文化だったと思われる。
余談だが、ホドは旧約聖書に登場する8番目のセフィロトの名であり、意味は「栄光」である(さらに付け加えると、ホドは作中でも「第八セフィロト」となっている)。なお、エルドラントはエル・ドラードからきていると思われる。
[編集] 流通拠点 ケセドニア
二国の国境上に位置し、ローレライ教団の許しを得て中立を取っており、商人たちの自治が行われている。事実上の代表はアスター。 どちらの勢力にも影響されないという点から国をまたいだ貿易の中心地となっている。
なお、ケセドニアの名前の由来は、マルクト帝国同様、旧約聖書に記載されている4番目のセフィロト「ケセド」から来ており、意味は「慈悲」となっている。
[編集] ローレライ教団
ユリアの預言を詠むことで、人々を繁栄と英知に導く教団。預言を詠むと言う立場からキムラスカ・ランバルディア王国、マルクト帝国双方に対し強い影響力を持ち、今日両国の均衡が保たれているのはローレライ教団あってのものである。また、独自の軍事力として「神託の盾(オラクル)騎士団」を有する(詳細は次項)。
本部の教会はパダミヤ大陸のダアトにある。パダミヤ大陸は、キムラスカかマルクトのどちらにも属さない中立地帯となっており、事実上ローレライ教団が統治している。
ローレライ教団員は上から順に導師・大詠師・詠師・律師・唱師の肩書きを持ち、その下に一般の信者がいる。また、神託の盾(オラクル)騎士団に所属する教団員の中には、騎士団員としての肩書きを持つ者もいる。
近年、教団内では預言を未来の選択肢の一つとして捉える導師派と、預言の内容の是非を問わず預言を徹底的に信じるべきとする大詠師派に分かれ、水面下で派閥争いが繰り広げられている[11]。
[編集] 神託の盾騎士団
神託の盾(オラクル)騎士団は、ローレライ教団が軍事力として擁する騎士団。およそ3万名のローレライ教団員で構成されており、キムラスカ・ランバルディア王国やマルクト帝国の正規軍に比べれば少数であるが、騎士団員一人ひとりの練度は決して低くない。
騎士団は1~6の師団に分けられ、各師団の師団長がそれを統括する。また、特殊な任務を主とする特務師団や、導師の身辺警護を主任務とする導師守護役(フォンマスターガーディアン)も騎士団の所属にあたる。騎士団の最高責任者は大詠師モースであるが、実質的な総指揮官は主席総長のヴァン・グランツ。
以下は主要構成員。
- モース奏将 大詠師 ティアの所属する情報部が直属
- ヴァン・グランツ謡将 主席総長
- リグレット奏手 総長副官(第四師団師団長兼任)(兵士約2000名)
- シンク謡士 参謀総長(第五師団師団長兼任) (兵士約2000名)
- ラルゴ謡士 第一師団師団長 (兵士約6000名)
- ディスト響士 第二師団師団長 (兵士約6000名)
- アリエッタ響手 第三師団師団長 (兵士約20名)
- カンタビレ 第六師団師団長[12] (兵士約8000名)
- アッシュ響士 特務師団師団長[13](兵士約50名)
- 導師守護役 (約30名)
[編集] 主題歌
オープニングテーマ:「カルマ」
BUMP OF CHICKENが本作のために書き下ろしたものである。歌詞が本作の内容を感じさせるものとなっており、基本的にただのタイアップ曲であることが多いテイルズの主題歌では異彩を放つ。他にもボーカルの藤原基央がゲーム中の音楽を9曲書き下ろし(※)、ゲーム音楽に本格的に取り組んでいる。『テイルズオブデスティニー』のDEEN以来、約8年ぶりとなる男性ボーカル曲となった。
公式発表がなされる前にあるCD通販サイトで「この曲(が入ったCD)が本作のテーマ曲」と表記されていることが発覚し、発覚時にはテイルズシリーズを扱う個人サイトやネット掲示板で話題になった。CMでも公式発表前に一節が流れるなどしていた。
- (※) 書き下ろしの中の1曲である、譜術の一種である譜歌のうちゲーム中に登場する、『ユリアの譜歌』の作詞も担当。この曲で使用された言語は音階英語名(C,D,E...)をフォニスコモンマルキス(フォニック言語の文字)に対応させ、スタッフのみが知る読みを与えたもの。
[編集] サウンドトラック
- テイルズオブジアビス オリジナル・サウンドトラック
- 発売元:キングレコード
- SONG FOR TALES OF THE ABYSS
- アーティスト:MOTOO FUJIWARA
- 発売元:トイズファクトリー
[編集] 漫画
- コミカライズ
- 作画:玲衣 2005年10月27日発売の電撃「マ)王創刊号より連載開始。
- ISBN 4840234779 サイドストーリー:アッシュの過去
- ISBN 4840237506 サイトストーリー2:被験者イオンの半生
- アンソロジーコミックス
[編集] 小説
著:結城聖 イラスト:松竹徳幸 スーパーダッシュ文庫 全6巻予定
- テイルズ オブ ジ アビス 1 ~聖なる焔と七ノ歌~ ISBN 4086302810
- テイルズ オブ ジ アビス 2 ~愚かな焔と崩れる世界~ ISBN 4086302918
- テイルズ オブ ジ アビス 3 ~さまよう焔と割れる世界~ ISBN 4086303019
- テイルズ オブ ジ アビス 4 ~地に行く焔と師との道~ ISBN 4086303108
- テイルズ オブ ジ アビス 5 ~惑う焔と蘇る死者たち~ ISBN 4086303329 2006年12月30日 第1刷発行
- テイルズ オブ ジ アビス 6 ~そして焔は消え、歌は空に流れる~ 2007年2月23日発売
- 参考 - シリーズ一覧
- テイルズ オブ ジ アビス 緋色の旋律 上 ISBN 4757726651
- テイルズ オブ ジ アビス 緋色の旋律 中 ISBN 4757728018
- テイルズ オブ ジ アビス 緋色の旋律 下 ISBN 4757728700
- テイルズ オブ ジ アビス 真白の未来 上 ISBN 4757730055
- テイルズ オブ ジ アビス 真白の未来 下 ISBN 4757730896
[編集] ドラマCD
- 本編との違い・追加点
- 1:ミュウが登場しない。
- ドラマCD「テイルズ・オブ・ジ・アビス」Vol.1 2006年9月22日発売
- ドラマCD「テイルズ・オブ・ジ・アビス」Vol.2 2006年10月25日発売
- ドラマCD「テイルズ・オブ・ジ・アビス」Vol.3 2006年11月22日発売
- ドラマCD「テイルズ・オブ・ジ・アビス」Vol.4 2007年3月21日発売
- ドラマCD「テイルズ・オブ・ジ・アビス」Vol.5 2007年4月25日発売予定
[編集] 関連書籍
- テイルズ オブ ジ アビス 公式コンプリートガイド ISBN 4902372096
- テイルズ オブ ジ アビス パーフェクトガイド ISBN 4757727607
- テイルズ オブ ジ アビス はじまりの預言(スコア) ISBN 4087793524
- テイルズ オブ ジ アビス イラストレーションズ 藤島康介のキャラクター仕事 ISBN 4758010587
[編集] 脚注
- ^ 尚、パーティキャラはナタリア以外全員ランクインしている。
- ^ ただし、後半から“決められた予言”という運命からどのように逃れるか、いわば「運命を変えるRPG」になっているという意見が多数ある。
- ^ シンフォニア時代からのファンは「フェイスチャット」だと長いのでシンフォニア同様「スキット」と呼んだり、はては「フェイスチャット」と名称変更されたことを知らない人もいる。ちなみに、公式サイトには「スキット」とあるので、もともとはスキットの名前のままの予定だったようだ。
- ^ 本編ではルークとアッシュが共同し、多数のレプリカの第七音素を使用した超振動により、障気を消滅させた。
- ^ その数値は3.14159265…で、円周率と同じである。
- ^ 最終ダンジョン、エルドラントには(レプリカではあるが)ユリアの墓と彼女の杖がある。
- ^ ユリアは剣で大地を切り裂いて譜陣を描き、プラネットストームを発生させたらしい。
- ^ ユリアの預言が刻まれた譜石全てが発見された訳では無いため、その詳細な内容は不明であるが、一般的に預言が詠まれた時代から2000年後に訪れる大繁栄を予知したものとされている。
- ^ 最後の月にあたるローレライデーカンのみ60日。
- ^ 第二超振動の力なら消滅しても不自然ではないが、2年たってもタタル渓谷から見渡せるため、普通に崩壊しそのまま放置されたようだ。
- ^ だが、人数に関すると単なる信者を含め、圧倒的に大詠師派が多数である。
- ^ 忠実な導師派であるため、モースによって地方に送られている。ゲーム中、全く姿を現さない。彼女の姿はテイルズオブファンダム Vol.2で見れる。
- ^ 後に解任される。
[編集] 外部リンク
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本編 | ファンタジア - デスティニー(キャラ) - エターニア - デスティニー2 - シンフォニア - リバース - レジェンディア - アビス(キャラ) - テンペスト |
外伝 | なりきりダンジョン - なりきりダンジョン2 - なりきりダンジョン3 - サモナーズリネージ - ファンダムVol.1 - ファンダムVol.2 - エターニアオンライン - レディアントマイソロジー |
モバイル | タクティクス - ブレイカー - コモンズ - ヴァールハイト |
関連項目 | 術技形態 - テイルズスタジオ - テイルズリング- アビス予約特典ドラマ - ビバ☆テイルズオブ |
登場する名前・称号 | スケベ大魔王 - 漆黒の翼 |
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