テクノスジャパン
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テクノスジャパン
- かつて日本に存在したゲーム会社。本項で解説。
- 兵庫県姫路市の会社。福祉機器を製造がメイン。(公式サイト)
- 東京都新宿区の株式会社。(公式サイト)
- 兵庫県明石市の会社。モルタルの製造がメイン。(公式サイト)
テクノスジャパン (TECHNOS JAPAN CORP.) は、かつて日本に存在したゲームソフトウェア開発会社。
1981年にデータイーストから独立したメンバーによって設立。『くにおくんシリーズ』が大ヒットし、一躍ヒットメーカーとなる。
一般的な呼び方は「テクノス」(TECHNOS)で、社名ロゴやテレビ・コマーシャルでも略称のテクノスという名前が強調された。
テクノスの作風として有名なところでは、一部のキャラクターの名前は社員から採られることがあること、ゲームをシステム(ルール)と捉え+aとなる要素を付け足して1+1=3にするという創造する姿勢があり、同じシステムを使いまわすような単なる続編は作らなかったこと、などが挙げられる。「熱血硬派」というタイトルで開発が進められていた作品には大ヒットするという確信があったようで、社長の名前をもらい「くにお」くんと名づけたことは有名で、おそるおそる大それたことをしたもんだこれでヒットしていなかったらどうなったことか(要ソース確認4コマ漫画から)とのことである。
バブル末期の1991年に東京都中野区に自社ビルとして『テクノス中野ビル』を建設するが、バブル崩壊の後ビル建設費が利益を圧迫し、なおかつ『くにおくんシリーズ』に頼りすぎたことで『ダブルドラゴン』シリーズ以外に新たなシリーズ作品を生み出せず経営が悪化、1995年末に倒産した。
ビルのオーナー・テナントが変わった今でも『テクノス中野ビル』の名称のまま現存する。
2005年現在、『くにおくんシリーズ』はミリオンが版権を持っている(GBAでファミコン版を移植)。販売はアトラスが行っている。
[編集] ゲーム作品
- くにおくんシリーズ(総合記事熱血硬派くにおくん)
- 熱血硬派くにおくんシリーズ
- 熱血硬派くにおくん
- 初代熱血硬派くにおくん
- 新熱血硬派 くにおたちの挽歌
- ダウンタウンシリーズ
- 熱血!すとりーとバスケット
- 熱血高校ドッジボール部
- 熱血格闘伝説
- いけいけ熱血ホッケー部
- 熱血硬派くにおくんシリーズ
- 双截龍シリーズ(ダブルドラゴン-)
- 双截龍 : (ダブルドラゴン)
- ダブルドラゴンⅡ~リベンジ
- ダブルドラゴンⅢ~ザ・ロゼッタストーン
- リターン・オブ・ダブルドラゴン
- ネオジオ版ダブルドラゴン
- すごろクエストシリーズ
- すごろクエスト ダイスの戦士たち : すごろクエスト
- すごろクエスト++ -ダイスニクス- : 「Sugoro Quest++ -DICENICS-」、すごろクエスト++
- コンバットライブス
- マッドチャンプ2088 : テクノスジャパンで開発されていたが、テクノスジャパンから発売されなかった。
- 太陽の天使マーロー お花畑は大パニック!
- エキサイティングアワー
- 西遊降魔録
- シャドウフォース~変身忍者~
- ポパイ いじわる魔女シーハッグの巻
- 船木誠勝 HYBRID WRESTLER 闘技伝承
- ダンクエスト 魔神封印の伝説
- 超人学園ゴウカイザー