テレビあっとランダム
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『テレビあっとランダム』は、テレビ東京にて土曜21時台に放送されていた情報番組である。司会は関口宏。放送期間は1984年10月27日～1990年3月31日の5年半（66ヶ月）。生放送番組である。なお正式な番組タイトルはテレビあッとランダムである。
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[編集] メインコーナー
[編集] 六本木ギャルインタビュー
BGMはピーターの「夜と朝のあいだに」。六本木のギャルやOLの生態を解明するコーナーである。ナレーターはキートン山田で、彼は後に『ちびまる子ちゃん』のナレーションを担当する。
[編集] 集団じゃんけん
現在よく行われている「一人vs多数であいこは敗け」の集団じゃんけんは、この番組が始めたものといわれている。スタジオ観客が一斉に起立して関口とじゃんけんを行い、敗けとあいこが着席する。回数を重ねて残り4人になると、2人同士で互いにじゃんけんして優勝者を決める。
この集団じゃんけんにおいて、関口は初回からチョキを2回連続で出すというパターンがあった（おそらく関口が意識的に行っていたものと思われる）。次第に観客にもそのパターンが浸透し、初回からグーを連続で出す者が増えたが、ごくまれに関口がチョキ以外を出すこともあり、その際には大量の敗者が発生、酷い時には初回で残りが10人を割った事もあった。さらに一度だけ観客が全滅したことがあったが、その際はエンディングでもう一度集団じゃんけんを実施し、CM・提供の後にエンド5秒で関口と最後に勝ち残った人と写っていた。
勝者への賞品はその日の番組内容にちなんだもので、基本的には一癖あった物が選ばれていたが、時には10万円相当の豪華客船1泊ディナー御招待など豪華賞品もあった。
[編集] ランダム写真館
主に東京（日によっては横浜など近隣都市も）の街角の今と昔を対比する。BGMは中島みゆきの「時代」。昔の白黒写真が出され、次いでその区域の今の姿がビデオ動画で出される。
ただしその日の放送内容が東京以外であった場合は、その場所が採り上げられる事が多い（例：阪急神戸線を取り上げた日には大阪の御堂筋の写真が登場した）。
[編集] エンディングテーマ
エンディングテーマ曲は佐藤準の「AT RANDOM」。
[編集] 特集
[編集] 一年生シリーズ
サラリーマンや、離島の小学校の一年生を特集する。脱サラした男性を追い駆ける企画も有った。
[編集] グルメ特集
「旅番組のテレビ東京」らしく、グルメ特集も充実していた。たとえどんな企画であっても中盤で必ず入れられていたため、関口らも「おそらく視聴者の方は、この番組のことだから何か食べ物が出るだろうと思ってらっしゃる方もいるのでは」と話していたほどだった。「通勤駅弁地図」「駅構内（駅近く）の隠れた美味い名店」「○○線沿線のラーメン店」「昼休みに楽しめる一流レストラン」など、サラリーマン向きの企画が多い。
[編集] ○○線特集
特定の通勤路線にスポットを当て、沿線の物件、グルメ、デートスポットなどを紹介する。対象となった地域は、山手線、中央本線、東急東横線など、若者が比較的多く沿線のイメージが上品な路線が多かった。
[編集] モータースポーツ
日産自動車が筆頭スポンサーだったため、モータースポーツの結果を紹介するコーナーもあった。
[編集] テレビ東京土曜21時台
「テレビあっとランダム」の前身番組は「大江戸捜査網」で、当時から今に至るまで、日産自動車がスポンサーとなっている。この為、テレビ東京の土曜21時台は「日産枠」とも言われている。
なお、「テレビあっとランダム」以降は、「街中情報」路線の番組が放送されている。エンディングには「世界の恋人」も流れていた。
[編集] 常連のゲスト
なお坂本あきらが特集コーナーのレポーターとしてよく出演していた（スタジオゲストとしては最終回に出演したのみ）。
[編集] ネット局
- TXN系列局
- 系列外番販
- 両局とも約２ヶ月遅れと思われる
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- 福岡放送（日曜12：00～）原則8日遅れ。
- TX系列局のTXN九州(TVQ)が開局する前だったため
[編集] 番組の移り変わり
| テレビ東京 土曜21時台 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | テレビあっとランダム | 次番組 |
| 大江戸捜査網 | 徳光のTVコロンブス | |
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