デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級フリゲート
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デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級フリゲート | ||
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ハンブルク港のデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン | ||
概歴 | ||
就役開始 | 2002年4月26日 | |
退役完了 | 就役中 | |
前級 | カレル・ドールマン級フリゲート | |
性能諸元 | ||
排水量 | 満載排水量 | 6,050t |
全長 | 144m | |
全幅 | 18.8m | |
吃水 | 5.1m | |
機関 | CODOG 2軸推進 | |
ディーゼルエンジン2基 | 13,600kW | |
ガスタービンエンジン2基 | 52,300kW | |
最大速力 | 30ノット | |
乗員 | 202人(士官32人、艦隊司令部28人) | |
武装 | 127mm単装砲 | 1門 |
スタンダードSAM | Mk41VLS 40セル |
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ESSM短SAM | ||
ハープーンSSM4連装発射筒 | 2基 | |
ゴールキーパーCIWS | 1基 | |
20mm機関砲 | 2門 | |
連装短魚雷発射管 | 2基 | |
搭載機 | リンクス | 1機 |
言語 | 表記 | |
日本語 | デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級フリゲート | |
オランダ語 | De Zeven Provinciën-klasse Fregat | |
LCF | ||
英語 | De Zeven Provincien class frigate |
デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級フリゲート(De Zeven Provinciën-klasse Fregat)は、オランダ海軍のフリゲート。LCF(Luchtverdedigings- en Commando Fregat)としても知られる、防空/指揮フリゲートである。ザクセン級フリゲート、アルバロ・デ・バサン級フリゲートと共に、三国共同フリゲート(TFC:Trilateral Frigate Cooperation)の一つである。
[編集] 概要
APARとSMART-Lレーダーを装備した防空艦であり、指揮艦を兼ねる。対空ミサイルとしては、ESSMとスタンダードを32発ずつ搭載すると見られている。艦体をTFCに基づいて建造したため、ザクセン級と似通ったサイズ・外観となっている。
オランダ海軍では、トマホーク巡航ミサイルを搭載することを決定しており、2隻がトマホーク搭載艦になる見込みである。
[編集] 同型艦
艦番号 | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 |
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F802 | デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン(De Zeven Provinciën) | 1998年9月1日 | 2000年4月8日 | 2002年4月26日 |
F803 | トロンプ(Tromp) | 1999年9月3日 | 2001年4月7日 | 2003年3月14日 |
F804 | デ・ロイテル(De Ruyter) | 2000年9月1日 | 2002年4月13日 | 2004年 |
F805 | エヴェルトセン(Evertsen) | 2001年9月6日 | 2003年4月19日 | 2005年 |