ニドクイン
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ニドクイン | |
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全国 ニドリーナ - ニドクイン (#031) - ニドラン♂ |
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ジョウト ニドリーナ - ニドクイン (#097) - ニドラン♂ |
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ホウエン ニドリーナ - ニドクイン (#229) - ニドラン♂ |
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全般 | |
英語名 | Nidoqueen |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | ニドリーナ |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | ドリルポケモン |
タイプ | どく / じめん |
高さ | 1.3 m |
重さ | 60.0 kg |
特性 | どくのトゲ/とうそうしん |
ニドクインは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
額に小さな角が生えている(英語版の絵を参照)。ニドキングよりも攻撃能力が低めだが、防御能力はやや上回っている。 興奮すると体中を覆っている鱗が逆立ち、その鱗に刺されると体に毒が回る。
[編集] 名称
英語で"needle"(ニードル)は「針」、"queen"(クイーン)は「女王」を意味する。
英仏独いずれの言語版でも"Nidoqueen"と呼ばれ、韓国語でも同語源の「니드퀸」(nideukwin)という。中国語簡体字では意訳と音訳を組み合わせた「尼多后」(普通語/漢語ピンイン:Níduōhòu)。繁体字ではニドラン♀(「尼美蘭」)の女王という意味で「尼美后」(広東語/改Yale式:Nei4mei5hau6)と呼ぶ。
[編集] ゲームでのニドクイン
じめんタイプながら、ニドキングやサイドンとともに、みずタイプのなみのりを覚えることができる、また、かみなりなどのでんきタイプの技も覚える。 能力はニドキングと比べるとHPや防御能力が高めで、攻撃力や素早さは低めであり、今ひとつ及ばないところがある。いしで進化するポケモンの性であるが、進化後はあまり技を習得できなかったものの、ファイヤレッド・リーフグリーン、ダイヤモンド・パールなどからは「だいちのちから」「ばかぢから」などいろんな技を覚えられるようになった。
[編集] アニメでのニドクイン
主にシゲルのポケモンとして登場。シゲルにとってはカメックスに次ぐ戦力のような立場であり、シロガネ大会では突進してきたケンタロスを受け止め難なく「はかいこうせん」で倒すがカビゴンには敗れる。 メスだが声はかなりゴツい。
[編集] ポケモンカードでのニドクイン
初登場はニドキングより一歩遅く、拡張パック第2弾「ポケモンジャングル」で、草タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードであった。味方ニドキングの数で攻撃力が決まる「ラブラブアタック」という技を持つ。その後はジム拡張第2弾「闇からの挑戦」で「サカキのニドクイン」、草タイプとして収録された。やはりこの時もレアリティは★だったが、ノーマルカードだった。ゲームでは地面タイプを持っているため、のちに闘タイプとしても収録されている。
[編集] 映画でのニドクイン
『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』では、ウミオのポケモンとして登場。コピーニドクインと戦う。