バズワード
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バズワード(buzzword)とは、一見専門用語のように見えるがそうではなく、明確な合意や定義のない用語のことである。
「バズ(buzz)」という言葉は、もともと、蜂がブンブンとうなり続けている様子を表しており、そこから派生して、世間の群衆が噂話でざわめいている状況を表す言葉として使われている。つまりバズ・ワードとは世間、あるいは業界一般などの一定の一般的なグループの間で喧伝されてはいるが、その実態が明確ではない言葉を表している。
結果として、その分野に明るくない人にイメージだけを押し付けたり、「よくわからないが凄そうなこと」を想起させることを目的とした宣伝文句として使うことも可能であり、言葉だけが先歩きして広まることも多いため、事情を知らない多くの人は価値のある言葉として捉えてしまうことがある。
[編集] 代表的なバズワード
- IT、ICT、ITソリューション
- LOHAS
- NGN
- OSS
- SOA
- Web 2.0
- Web 3.0
- アキバ系
- 勝ち組、負け組
- カリスマ
- グローバルスタンダード
- クロスメディア
- 決定力
- 構造改革
- 国際競争力
- コミュニケーション能力
- 新生活
- 自己責任
- 同人
- ニート
- 引きこもり
- フリーター
- ブロードバンド
- マイナスイオン
- マルチメディア
- ユビキタス
- ナノテク
[編集] 外部リンク
- The Buzzword Generator バズワードとその簡単な例文を自動生成する