パシュトー語
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パシュトー語 پښتو paʂto |
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話される国 | アフガニスタン, パキスタン |
地域 | 南アジア |
話者数 | 4000~5000万人 |
順位 | 82 |
言語系統 | インド・ヨーロッパ語族 インド・イラン語派 インド・アーリア語 パシュトー語 |
公的地位 | |
公用語 | アフガニスタン |
統制機関 | |
言語コード | |
ISO 639-1 | ps |
ISO 639-2 | pus |
ISO/DIS 639-3 | |
SIL |
パシュトー語(パシュトーご)は、アフガニスタン、またパキスタンの西部に住むアフガン人(パシュトゥーン人)の話す言語である。インドヨーロッパ語族のイラン語派の東語群に属す。
[編集] 分布
話者はアフガニスタンの主に東部、南部1200万人、パキスタンの西部に2800万人。
[編集] 文法
主語-目的語-動詞の順にならぶSOV型で、形容詞が名詞の前にくるAN型である。名詞(形容詞)は文法性(男性、女性)、数(単数、複数)、[格](主格、斜格)によって変化する。
主格は主語、また現在形の動詞の目的語に用いられ、斜格は後置詞と過去形の動詞の目的語に用いられる。ロマンス語にあるような冠詞はない。 動詞は(現在、過去)と(単純形、完了形)を組み合わせでできる4種に過去進行形と接続法を合わせた6種に変化する。現在単純形と接続法以外の4種の場合、動詞が目的語と語形の一致をとる。
[編集] 文字
アラビア文字を用いる。
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