ファタハ
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ファタハ(فتح,Fatah)は、パレスチナ解放機構における最大党派。名称のファタハは、アラビア語の「パレスチナ民族解放運動」(Harakat al-Tahrir al-Watani al-Filastini)の頭文字を逆に綴った物である。 初代議長はヤーセル・アラファート。
1957年1月1日に設立。1967年にPLOに加入。当初はイスラエルへのテロ攻撃を繰り返しており、それが原因でPLOは本拠地を置いていたヨルダンから追放されてしまう。そのためミュンヘンオリンピック事件で知られる秘密テロ組織黒い九月を結成した。しかし1980年代には穏健路線へ転換した。自治政府成立後は長らく与党の地位にあったが、2006年1月のパレスチナ評議会選挙ではハマスに敗れ下野。
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ファタハによる公式サイト
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