マンハイム

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この項目ではドイツの都市について説明しています。"マンハイム" のその他の用法についてはマンハイム (曖昧さ回避)をご覧ください。

紋章	地図

基本情報
連邦州:	バーデン＝ヴュルテンベルク州
行政管区:	カールスルーエ行政管区
地域連合:	ライン＝ネッカー行政管区
郡:	郡独立市
緯度経度:	北緯 49度29分東経 08度28分
標高:	海抜 95 m
面積:	144.96 km²
人口:	307,900 （2005年12月31日現在）
人口密度:	2,124 人/km²
外国人:	22.5 %
郵便番号:	68001-68309 (旧: 6800)
市外局番:	0621
ナンバープレート:	MA
自治体コード:	08 2 22 000
UN/LOコード:	DE MHG
市の構成:	17 市区
市庁舎の住所:	E5 68159 Mannheim
ウェブサイト:	www.mannheim.de
行政
上級市長:	ゲルハルト・ヴィダー (Gerhard Widder) (SPD)

給水塔

街並

マンハイム（Mannheim）は、ドイツバーデン＝ヴュルテンベルク州の都市。人口は318,873人で、バーデン＝ヴュルテンベルク州では州都シュトゥットガルトに次ぐ第二の都市。シンボルは、市街地の東にあるヴァッサートゥルム （給水塔）である。

[編集] 地理

マンハイムは、バーデン＝ヴュルテンベルク州の北西端、ライン川とネッカー川のデルタ上に位置する。ライン川を挟んだマンハイムの西は、ラインラント＝プファルツ州の都市ルートヴィヒスハーフェンがあり、北にはヘッセン州との州境がある。

マンハイムは、ドイツの都市としては珍しく、北アメリカの多くの都市に見られるように、市街地が碁盤目 (Quadrate – 正方形と呼ばれる) 状に区画されている。碁盤の目を貫く大通りは、現在ではマンハイム大学となっている18世紀の巨大な城に通じている。マンハイムには、ダイムラー・クライスラーのトラック・バス組立工場や、スイスのロシュ・ダイアグノスティックス・グループ（旧ベーリンガー・マンハイム社）の部門本社がある。

また、多くのアメリカ軍基地がある。

[編集] 歴史

マンハイムは、1720年にハイデルベルクに代わってプファルツ選帝侯領の首都となった。マンハイムは、マンハイム楽派と呼ばれる18世紀の古典派音楽の作曲家たちの本拠だった。

カール・ベンツは、1885年にマンハイムで世界初の自動車を発明し、運転した。また、銀行家オットー・ヘルマン・カーンや実験心理学の父ヴィルヘルム・ヴントは、マンハイムの生まれである。

[編集] 交通

ドイツ鉄道のマンハイム中央駅は、ライン川に沿って南北方向に敷設された重要幹線上にあり、フランクフルト、ミュンヘン・シュトゥットガルトなどの南東方面、フランス方面へ幹線も分岐する重要拠点駅である。機関区が開設されており、またICEの主要連絡駅としても機能している。

また、2003年12月には、マンハイムを中心としたライン・ネッカー都市圏の各都市（ハイデルベルク・ルートヴィヒスハーフェン・カイザースラウテルンなど）を結ぶ近郊電車網（Sバーン・ライン・ネッカー：S-Bahn RheinNeckar）が発足している。2007年現在、ドイツで最も新しいSバーン網である。

また、マンハイム港はデュイスブルクに次ぐドイツ第二の規模を持つ河川港である。